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KIYOMORHYTHM+

2014年3月21日 (金)

v2.2とかいって手直ししだしました@平清盛スピンオフ

Kiyomoriscorecopy
まずは、2012年末〜2013年の始め、finale2010@PC で写譜した、平清盛テーマ曲のスコアのPlaybackを、Mac版finale2012にて、Garritan音源でやってみましょう、と、やってみた話から。
PCはメモリ4GBでした。3管フル清盛テーマ曲ではVSTが全く使い物にならなくて (音が少ししか鳴ってくれなかった)、やむなくMIDIでPlaybackしておりました。
が、それさえも、全部の音が鳴らなかったのでした。
遅ればせながら、という感じではありますが、今日、Mac版finale2012 (2014では開けないので ;_;) で開いて、Garritan音源に全部入れ替えて、Playback、試してみました。
ちょっとパーカッション関係がよくわからない箇所もございますが、雰囲気だけは感じてみましょう、と…。
見事、全部の音が鳴ってくれました!!!
すごい迫力でした。
吉松先生が聴いておられた音に、限りなく近い音が初めて!? 聴けてよかったです。(正確には「音楽全仕事」CDで聴けますよ w。)


当面、メモリは8GBで問題ないようです。8GBでいきましょう。
本当に必要になったら、16GBまで増設可能です@ MacBook Pro。


ヽ(´▽`)/


それでですね、私、「スピンオフ」という言葉にちょっと惹かれておりまして…

Kiyomori_spinoff_asobio
…それで、「平清盛スピンオフコンポジション」シリーズ、なんて銘打っております。以前、「崇徳へのレクイエム」と、「『あそびをせんとや…』及び清盛の主題による交響的遊戯」というのを書いたのですが、
後者は、もともと、間もなく生まれて来る甥っ子のために、という気持ちで、
「『あそびをせんとや…」によるフーガ」という、弦楽オーケストラ作品を書いたわけです。
そうしたら、「果たしてこれ、フーガなの!??」 という内容になってしまいました (^-^; 
しかし、「主題の追いかけっこ」ということを、まるで「かくれ○ッキー」みたいにこれでもか、というくらい繰り返す、そういう構成になりました。とても楽しかったです。
それがある時、明け方のまどろみの中、「オーケストラにしなさい」というメッセージみたいなのを聴いて(!??)、それで、タイトルを変えて、オーケストレーションしてみたのです。


が、まだまだ不慣れのオーケストレーション、一旦ひととおり書いたものの、やはりいろいろ、手直ししたいなー、と、ずっと思っておりました。


甥っ子は、先月、2歳の誕生日を元気に迎えました。体はすくすくと大きくなり、言葉も増えてきました。
甥っ子の成長とシンクロして、私も、ここで成長しなければ、という気持ちで (!??)、この度、リニューアル工事を始めました。
version 2.2 といたします。えっっ、コンピュータのソフトみたいだ、って!?? いいでしょ、21世紀なんですから!。
( ̄▽ ̄)


なんか、手直ししているうちに、以前は思い浮かばなかった音が、次々と浮かんで来るんですよ。
あーわたし、成長しているんだな、と、ちょっとうれしくなりました。


スピンオフシリーズとして、もう一つ、ドラマ最終回の「祇園精舎」〜皆さん、覚えていらっしゃいますか!?〜 あれで、なにか書いてみたい、という思いがずっとあるのですが…。


P.S.
最近、バッハ平均律クラヴィーア曲集 第1巻 19番 A-dur 練習しております。
フーガを究めたいとかいっておきながら、まだまだ勉強が足りません。
グレン・グールドが語っているように、バッハは常にフーガを書いていました。
フーガ、とタイトルに書いていない楽曲にも、たくさんフーガを書きました。
インヴェンションとシンフォニアの大部分は、フーガ、もしくはフーガもどき、ですよね。
私が作曲家として目指すのが、その、「常にフーガを書く」なのです。


P.S. 2
Mac版と、Windows版の、finaleの違いの一つが、フォントです。
やっぱりMacのフォントって、きれいですね♪。

2013年6月 4日 (火)

ここで、清盛OPを自由にPlaybackしてあそんでみようか!?

今更ながら、Garritan Insruments for finale でサクサクPlaybackができるようになった、清盛OP。
今や、すっかり世間から忘れ去られてしまった、この名曲を、ドラマを抜きにして、『音楽として』じっくり聴いてみませんか。
スミマセン、メモリ不足で中断しておりました、『清盛OPをPlaybackしてあそぶ』プロジェクトを再開してみたいと思います。
内容は、finaleに昨年写譜したmusファイルを使用して、そのいくつかのパートや小節を自由に「スコア・マネージャー」で選んでPlaybackさせて (MP3に録音)、よく聴いてみて、思ったことを書き込む、という内容です。
あんまり「アナリーゼ」なんて固いこと言わずに、あそんでみましょう。


それと、もう一つ。
本当は、この写譜スコア、五線の幅がちょっとばかし小さくて、それが心残りです。
それと、テキストがちょっとWin版とは違うので、その辺をMac用フォントに直してみようかな。別に本物の通りにしなくていいので。ただ皆さんご存知のとおり、「元の出版スコアはMacで作られている!」ことを踏まえて、ここで修正してみたい。
というのは、finale2012ではpdfファイルを作成できる♪ 2010ではそれができなかったのだけど。
……以前書きましたように、「ぷりんと楽譜」で購入したスコアのpdfファイルを、一回のプリントアウトをした後、ひょんなミスで誤削除してしまったのでした。
しかし全ては必然、だったら自分で写譜しよう、単に勉強目的ではなく、本当にスコアを持っていたいから。そんな動機で昨年末、Win版finale2010で写譜をやり遂げたわけです。
そして、今回、Macゲットという予想だにしていなかった事態が発生 (笑) 、そう、Win版finaleで写譜したこと自体が、既にどこかしら違ってしまうのは仕方がなかったのです。だったらここで、もう一度スコアの体裁を見直してみたい。
そして誤削除のリベンジ、pdfファイルを作成することがひとつのゴールです。


それとは別に、musファイルを作成したということは、自由な部分的Playbackができるのです。
もちろん、どこにも売っていませんし、くどいようですがあくまでも個人使用限りです。譲渡、販売等一切いたしません。
清盛OPスコアは、音楽的にも、オーケストレーションの教科書としても素晴らしいです。音楽として興味のある方は、是非とも市販スコアを購入して、finaleに写譜してみましょう♪。
メモリは現在、8GB。IntelQuadCore i7。Garritan.... でのPlayback @3管オーケストラ もサクサクですよ〜♪。音もWin版でのPlaybackより全然いい気がします。


2013年5月11日 (土)

ウォーミングアップ……あそんぢゃった♪

しばらく、インフルエンザだの風邪だので、作編曲関係はすっかりお休みしておりました。
で、ウォーミングアップ、夜遅く、あそんぢゃいました♪
曲は「あそびをせんとや… 及び清盛の主題による交響的遊戯」 Version 2
どこがどう変わったか、わかるかな!?


[Before]

Asobio_ver1_before


[After]

Asobio_ver2_after


パズル解いているみたいです♪。
「こことここを交換して………どこか空いていないかな!?」みたいな感じ。


それにしても……、今のPCでは、別に Garritan Instruments for finale でなくて MIDI であっても、オーケストラはきちんと全部の音が鳴ってくれません。∴音を書き足したら耳で正しく確認ができません×。
メモリが4GBでは全然足りません@2008年秋購入の 'PC'。
Mac購入目指して、お金貯めます♪。
せめて、MIDI であれば3管がきちんと鳴ってくれなければ、オーケストラの作曲はできません……。

2013年2月24日 (日)

My Favorite Parts (2) @清盛OP研究室

清盛誕生の日。静かな里山に、鳥がさえずり、風がそよぎ、水が流れ、日は輝き、空は澄み渡る。


その4 鳥のさえずり

Birdtwitting1

♪ Flute (solo) 11~14 小節


MIDI Playback (HumanPlayback: Standard) ですと、どうしても鳥のさえずりっぽくないですよね。これはコンピュータのできる限界。
人間のフルート奏者は、これは鳥の鳴き声だ、ということをイメージするから、やはり違います。
放送orCD音源 (0'34"~) と比較してみてくださいね。「振るえ (震え)」が違います。
逆に言えば、作曲家が楽譜に書く時点では深く考え過ぎずここまででいい、ということでしょうか。


♪♪♪


その5 さらさらさら…… 風の流れ川の流れ陽の光とかの清らかな里山の情景

Srt_sarasara_1114


♪ Str. 11~14小節

左から1~3小節目までは3度、4小節目が4度になっていてこのことで 6th9th (Cis & Fis 音) が生ずる。これがすごく美しいというか、深いです。
しかし「さらさら」感は、MIDI Playback ではなかなか出ません……。


わたしが高校1年の時、校内合唱コンクールの課題曲の中に、「さらさらさら さらさらさら かぜが わたる……」 という歌詞がありました。
ソプラノがそう歌った後「U -- U --」のハミングに重ねて、アルトも「さらさらさら…」 。
あちこちで聞こえてくる「さらさらさら…」という音は、「ぶどうの葉が揺れる」音なのです。
人間はそういった、自然の木の葉や草花を揺らす音に心地よさを感じるようです。
歌う時、「さらさらさら……」を、そういう言葉ではなく、風のそよぎの SE っぽく歌うように言われて、当時はちょっと戸惑いましたが、今思うとなるほど、という気がします。


ですから、清盛OPに戻りますと、この弦の「さらさらさら…」 もおのずと、風や水の静かで清らかな流れのSEかな!?、というイメージが浮かびます。
放送 or CD 音源 (0'34"~) は、本当に静か~にそよぐ空気みたいなまさにSEですね。


スコア↑には mf と書かれているのです。この曲では強弱記号の選択はかなりシンプルですが(←こういうのって作曲家によって全然違う!)、 あはぁ~ mf ですか!??、センセ……。


しかしそれは、 (機械的加工の少ない) 演奏の音源を聴くとなるほど~とわかる気がします。
群馬の演奏 (坂本和彦指揮) でも、広島の演奏 (藤岡幸夫指揮) でも、自由に歌っている感じがあります。(←それ故に、耳コピでは惑わされました。耳コピする時は、演奏サイドの解釈をオミットしないといけないようです。)


♪♪♪


その6 清盛誕生……いのち、燃え立つ
16~20小節


♪ Vn I & II の4度のシンコペーション。
ひとつのいのちが燃え上がり、ゆっくりと立ち上がります。

Born_1620


♪ 中低弦と一緒に聴いてみましょう。

Born2_1620

やはりハーモニーが入るといい感じです♪。
Am から E (sus4) に変わる瞬間が、小節の「2拍目」でこれがとても効果的!。


~~~ ここでは心臓の鼓動や、足で地を踏みならす地響きを思わせる力強いリズムが奏でられます。


リズムは2グループあって、一つが
♪ B.D. Timp. Pf. のグループ。
これらは全て最初の「ドン!」のあと音が小さくなっていく減衰音楽器ですね。

Taiko_1620
全ての楽譜を掲載していると大変ですので、代表的なパートのみの掲載です。
(太鼓のように) の添え書きに注目。


♪ もう一つのリズムグループ。
Va. Vc. Cb.
Cl. I & II BassCl
Bsn I & II,
Trb & Tuba
リズム!? リズムと言っても、全て最初に「ドン!」とは鳴らせない持続音楽器ですね。しかし穏やかにですがリズムを奏でています。

Rhythm2_1618


2つのリズム。
一昨日 (2/22 '13) NHK Eテレで放送された (シーズン3 始まりました!!うれしいな♪)、“スコラ坂本龍一音楽の学校 「アフリカの音楽」(2)” で、「ポリリズム」を取り上げていました。単純なリズムも2つ3つ重なると、全体では複雑なリズムになる。逆に言えば複雑なリズムは単純なリズムの集合体に他ならない ということです。
またこんな話も。隣の村同士で、左の村は3度、右の村は4度でハモっている、というお話がありました。
3度と、4度。Vn I &II のハモリも、3度と4度で印象がまた全然違うんですよね!。


ちょうどナウシカの巨神兵が立ち上がるような雰囲気。
巨神兵と (晩年の) 清盛がなんだか似ている!?? 倒れる様子もなんだか……。
実はここ含めた、11~20小節は、最初に聴いた時から「ナウシカに似ている…」
この曲の最初のあたりです。→
ナウシカだけでなくて、何か久石譲が入っている!? と思っていました。


♪♪♪


「音楽全仕事」CD Box は、只今7周目です。
当初は曲を聴く度に、清盛のシーンやナレーションと重なりましたが、清盛から離れてしまった今、純粋に音楽としてこれらのサントラ音源を楽しんでいます。
ドラマ、もしくは映画の公開が終了した後、それらの音楽がどのように評価されるか。忘れ去られてしまうか、それとも長い間音楽として愛され親しまれ続けるか。そこにそれら作曲家の仕事の本質が見えてくる気がします。


2013年2月21日 (木)

(2/21 '13更新) My Favorite Parts (1) @清盛OP研究室

2/21 '13 ようやっと更新しました!


皆さまスミマセン、
何日もおいとましておりました (←!??)
ようやっと、少しずつ清盛OP研究室 UPできそうです。
写譜、もしくは写譜の finale 画面と、そのMIDI Playback をお聴きいただけるようにしていきます。
少しずつです。

フーガの森管理人 村山智美


「♪」 箇所では MIDI Playback が聴けます。但しMP3 ファイルをダウンロードする形になります。(スミマセン面倒くさいかもしれませんがプレイヤーを埋め込んでも Mac の方が聴けなかったりしますから…。)
掲載しました、楽譜の引用箇所をポップアップさせてからお聴きください。


♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:


ここからカテゴリーは 'KIYOMORHYTHM+' です。
既に世間から忘れ去られてしまっている、昨年 (2012年) の大河ドラマのテーマ曲ではありますが、音楽的・普遍的には様々なヒントが詰まっている名曲ですので、しばらくいろいろほじくり出してみようと思います。


ほとんど自分のために、もしくはどなたか未だに (御時勢、世の流行り廃りなど関係なく) ご興味を感じられている方々のために、まずは気楽に、My Favorite Parts (私の好きな箇所) から始めたいと思います。
あくまでも世間一般的な高評価とは関係のない、「わたしが」、ココ、イイよね、が基準です。
仕事の合間に少しずつUPしていきます。


♪♪♪


その1 笙みたいな静かな冒頭の弦ソロ。

1~5小節 VnI, VnII, Va, Vc (solo)

Mfpiece01

まずは solo で ppp (& non vibrato!?) というのがなんともニクい♪
清盛が産まれた日の、里山の早朝の静寂……… 笙の響きのイメージかなとは思うけど、わかる人はこれ聞いただけで吉松センセの音楽だ! という。これを最初に聴いてヤラレてしまった (!?)。
耳コピでいきなり苦労させらせましたが、いざ正解を見てみたら、とてもシンプルだったのですね。


♪♪♪


その2 きらきらきら………のSE

♪ 4~5小節 brass wind chimes, Glockenspiel, Vibraphone, Harp

Se_45

音楽というよりかは、SEみたいなこの箇所。とにかくその本来ランダムに響いているはずの、清盛がこの世に誕生する日の里山の精霊たちの息吹きを、如何に「デジタルに」「重ならないように」「ドレミで」表現するか……という、作曲者センセの御苦労とセンスがスゴイ。
8分3連符、8分音符 &それらの休符、+装飾音符 の、デジタルで重ならない組み合わせです。
耳コピでもいちばん苦労しました。
ただ、finale のプレイバックですと、なんだか「こんちゃんこんちゃんこんちゃん……」(笑) 機械的になってしまいます。コンピュータのプレイバックでは全てを表現しきれない…… やはり実際の演奏は全く違います。
ハープのラストが何気にハーモニクスというのが微妙ですがおしゃれです♪。


それらを、パートごとに (brass wind chimes 以外) 分解して聴いてみましょう。

Glockenspiel

Vibraphone

Harp

(上の3音源は、聴きやすくするために、大きめの音量にしてみました。実際はどれも pp で演奏されます。)


……いかがですか!? 単独でメールの着メロにでもしたくなりますね♪ (^-^)


♪ それら3つの楽器を同時に鳴らすと、こうなります。

コレは、聴き分けなんてできませんよ~ (゚ー゚; 雰囲気、雰囲気………。


♪♪♪


その3 左手ピアノの冒頭の「叫び」!

Lefthandpf_1121


PR動画の吉松先生のコメントが印象的でした。

『実は、左手ですからそんなにエネルギッシュにガンガン弾けるわけじゃないんですけども、やっぱりその中にある燃えたぎるエネルギーみたいなものかな、そういうものということで舘野さん是非、ということでお呼びしたんです。』

(久しぶりに再生して聴いてみよう、とMP3を探して、パッとクリックした箇所がまさに↑だった!余談…。)


これは、MIDI Playback ですとなんだかワケわからないので載せません。できればご自分で弾いてみるのがよいかもしれません。


耳コピをした時、比較的簡単な箇所だったのです。
にもかかわらず、本物のスコア↑を見てみて、驚きました。理由は吉松先生が語っておられたことそのままなのですが、左手だけでどれだけ叫べるか…… か弱い存在 (「武士」は清盛が誕生した当初、か弱い朝廷の「番犬」に過ぎなかった!) がどれだけ胸張って誇りを持って生きられるか、実はもの凄い強さを内包している! みたいな。私の耳コピと比べて明らかに音が多くて、それで、プロの技はスゴイということもそうですが、吉松先生はご自分に自信と誇りをお持ちに違いない、ということを観じました。


(C) 2011 by NHK Publishing, Inc. & Japan Arts Corporation
copying score by Tomomi Murayama NOT FOR SALE, for private musical study use only

2012年12月30日 (日)

魂のカタルシス@平家へのレクイエム構想

あくまでも今現在、アマチュアですから、敢えてこういう作曲イメージメモをブログに明記いたします。(プロになったらやりませんので、念のため…。)


平清盛Year が終了しても尚、清盛関連の作曲・編曲・耳コピ等をしたくなった時のために、レギュラーカテゴリー 'KIYOMORHYTHM+' (きよもりずむぷらす) を設置しておきます。


平清盛・最終話で、琵琶の音色と共に歌われた「祇園精舎の鐘の聲…」の旋律。
これが、あまりにも美しくて、これで平家へのレクイエムを書きたい! という思いが生じてしまいました。


何か強い願いを心に思い浮かべると、様々な情報が自分に寄せられてきます。

まず思い浮かんだのが、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの聖歌のイメージです。

それと、今夜聴いた、ビートルズデビュー50周年記念特番 -第4夜- (NHK-FM) で、"Tomorrow Never Knows" が取り上げられていました。
始終同じコード (和音) で、延々とアドリブを繰り返す………。
これを聴いて、重要なヒントを得られた気がしました。
それは、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの聖歌と共通する気がします。


それと、イメージコンセプト。
昨日、耳なし芳一の話を読んだのです。
そして思ったのだけど、芳一は決して、平家の亡霊に取り殺される、なんてことはなかったはずなんです!!。
彼らは、癒されたかっただけなんです、きっと。
お寺の和尚さんが心配して、芳一の体に経を書いたが、耳にだけ書き忘れて、亡霊に耳をもぎ取られてしまう、という話なのだけど、そんな心配やほどこしは、むしろしないほうがよかったのだと思うんです。
私は、ちゃんと7日7晩、平家の墓地へ参って、壇ノ浦の合戦のくだりを毎晩やってあげればよかったのでは、と思ったのです。
そう、平家の亡霊たちは、壇ノ浦で悲惨な死を遂げた者ばかり。成仏できないでいる。
だけど、彼らは成仏したいのだと思う!。
いづれかは、できればできるだけ早く、その迷いから解脱して、成仏したいのかもしれないのです。そんな切なる願いをみな持っていたのでしょう。
そんなところに、平家物語、とりわけ壇ノ浦のくだりが得意な盲目の琵琶の名手の噂を耳にする。
芳一の琵琶と語りは、壇ノ浦の合戦を即座に再現するものすごい力を持っていた。
聴き入る平家の亡霊たちは、ラストの悲惨な場面に、みな涙せずにはいられなかった……
……そう、彼らはカタルシス (心の浄化) を求めていたのだ!。
悲惨な壇ノ浦での一部始終を追体験し悲しむ、涙する。それをこれでもか、という程繰り返し、繰り返し、涙を流したいだけ流して………
………それで、すっきりすればきっと成仏できたのだと思う。


私が構想している、平家へのレクイエムも、そういったカタルシス、ということを基本イメージにしようと思います。
悲惨な最期を心の中で追体験する。繰り返し、繰り返し……何度も何度も涙する平家の魂たち。
やがて彼ら自身の心の涙によって魂が浄化され、みな成仏する……。そんなイメージでいきたい。


曲は、いつできあがるか、できあがるかどうかもわかりませんが、「書きたい!」 という創作衝動が生じた時は必ず、音楽の神さまが力を貸してくださるから大丈夫でしょう。感謝。


P.S.
兄が、平清盛の全50話のフルセグAirCheck を一年間録っていてくれていました。感謝。