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ちょっと音楽評論家気分♪

2012年6月24日 (日)

見学を終えて

約1年8か月分の、吉松センセの大河ドラマ「平清盛」音楽ご担当者としてのお仕事のブログレポートを永久保存ファイリング。
……プリントアウト済の紙記事のこと。A4で約2cmの厚さになった。穴をあけて全て綺麗に閉じた。ちょっと重い。
改めて日付で並べてみたら………けっこう、歯抜け箇所が少なくない。震災前後は全くプリントアウトしていなかった。
とりあえず改めてのプリントアウトはせず、このまま保存することとする。
ファイリング作業していて………改めて、終わったんだな、と実感。
今になって読んでみて、あ~そういうことだったのか、と納得したりとか。


2010年10月21日の「鬼が笑う仕事」のほのめかし記事から全てがはじまり、2010年末には雅楽の専門書を10冊以上お勉強されているということに正直驚いた。「平安ブログレ」なんてコトバはこの最初の頃しかセンセの記事には出てこない。それらが果たしてどのような音楽に実を結ぶのか、楽しみにしてきたのだが、ああ、こうなったのか。


そして仕事であるからには、勉強や研究は必要であるが、あまり深く考え過ぎず出来ることをやることも必要、省力 (手抜き) も必要であること、或いは過去の実績がものをいうという事実。
現実的にコスト削減は必要で、その中で如何に音楽的に素晴らしいものが創れるか……大島ミチル氏は劇中音楽をご自身で指揮されたし、吉俣良氏はピアノパートはテーマ曲、劇中共ご自身で演奏された。佐藤直紀氏はシンセもかなり併用されていた。またどの方も「室内楽」をうまく使用されている事実。コスト削減と最小の人員で最大限の表現をする、というのが大河を始め公共放送NHKのお仕事では必要なのだと思う。そういう意味では吉松氏は最も不効率な芸術的アプローチを公共放送の音楽 (映画や演劇のように興行で収益を上げられない) でされたというのは、氏は「プロ」作曲家ではなく、明らかに音楽の神に遣われた音声 (おんじょう) 菩薩 (←音楽の神そのもの、というような意味合い) なのだな、と。 (わたくしは有神論者なものでこういうコトバになる………。) 但し後世に残る可能性は最も高い。それを可能としたのは氏の音楽を愛する関係者の皆さんの夢と尽力あってこそ。


私は決して焦らず、今自分のできることからひとつひとつ自分の音楽の世界を築いていこうと思っている。
将来、こちらのプリントアウトファイルを教科書に大河ドラマのお仕事をさせていただこうと思っている。
………あくまでも反面教師として!??

注:個人使用限りです。第三者に渡すことはございません念のため。


P.S.
最終決戦だった、佐藤直紀 vs 吉松隆 ですが、
これは、永久に決着はつかないでしょう。ここで決着をつけたら失礼になると思う。
だって、180度違うタイプの作曲家ですから。
但しわたくしとしてはどちらからも学べたし、いいとこどりというか、いい部分のDNAはきちんと受け継ぎたい。

2012年2月26日 (日)

聴いて学べる管弦楽法入門ってか!?@日曜夜のクラシック

今夜のN響アワーで初めて聴いた「管弦楽のための協奏曲 ( バルトーク作曲 )」
楽しかったです。
なんだか、「作曲家を志す人たちのための聴いて見て学べる管弦楽法入門」みたいでした。
オーケストラの様々な楽器が次から次へとかわりばんこに出てくるし、2~数種類の楽器同士の音の響きもいろいろ聴くことができます。
バルトークが晩年に遺した、後世の作曲家を志す人たちへのメッセージみたいに思えました。
テレビの映像と共に聴くのがいいかも。
ワンセグで録ったけど、フルセグの方がよかったかもね。
これは、スコア買いたいな♪ というか、スコア買ってじっくり読んでみたいと思いました。


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FMシンフォニーコンサート@NHK-FM (日) 19:20~21:00
今夜は東京発吉松先生DJの日でしたが、正直、本日の演奏曲目は「当たり」の日だった気がします。
聴く前は、「私の好みじゃないなあ」とか思っていたのですが。ただ尾高尚忠氏の曲は、初めてになるから気になる、でもいつも思うのだけど、邦人作曲家だと「難解な現代曲だったらイヤだなあ」とか思ってしまうのでした。聴いていてホントに辛いときがあるもので……。


♪ Set List ♪
チャイコフスキー 「幻想序曲“ロメオとジュリエット”」(20分27秒)                            
尾高尚忠 「フルート小協奏曲 作品30a」作曲(16分10秒) 新村理々愛 (Fl.)
リムスキー・コルサコフ 「交響組曲“シェエラザード”作品35」(47分37秒)青木高志 (Vn.)
グリーグ 「組曲“ホルベアの時代から”第1曲“前奏曲”」(2分34秒)
小松長生指揮・東京フィルハーモニー交響楽団
2012年1月15日 埼玉県・飯能市民会館での番組公開録音             


「ロメオとジュリエット」は、いろんな作曲家が書いておられるのですね。あの○フトバンクのCMの音楽だけではなかったのか。なんだかチャイコフスキーのバレエ音楽を思わせました。

尾高尚忠 「フルート小協奏曲」 初めて聴いたのですが、日本美ですね。優雅で上品。絹みたいな風合い。ラヴェル&ドビュッシーの世界を思わせます。日本庭園を思わせました。フルートが時には尺八みたいに響きます。
大編成のヴァージョンがあるとのこと、聴いてみたいな。

「シェエラザード」先日「予習」でNAXOS. の音源で聴いた時は、あまりパッとしなかったのだけど、今夜聴いたものはものすごく楽しめました。なんだかこれは、バレエにできそう、などとまた思ってしまいました。アラビアンナイトというよりかは、やっぱりロシア音楽的!?な箇所もありました。

アンコールの、グリーグ 「組曲“ホルベアの時代から”第1曲“前奏曲”」 は全く初めて聴きましたが時間の都合で吉松先生は何もおっしゃることができなかったのです (よくあること orz...) しかし素敵な曲でした。


ちなみに、NHK-FMのクラシック音楽番組で、専門家によるDJ番組というのはけっこう限られてるみたいで、
やはり、アナウンサーが丁寧に原稿を読むのではなくて、多少難ありでも専門家の活きた解説が聴きたいのです。
ですから吉松先生の日でなくても今後は毎週この番組は聴こうと思います。
当然、大河ドラマは後で録画を観ることになります、いいですそれで。


N響アワー、30年くらい続いてとうとう新番組にバトンタッチですか。
中学一年から聴いていました。部活で弦楽部に入ってしまったのでそれで少しは勉強しようと思って。
ということは西村朗氏も降板ということですか!? 残念……。
独特のスピリチュアルなお話が大好きだった。
西村さんになってからの放送は恐らく90%はワンセグですが録画しました。
貴重なライブラリーです。