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2014年4月25日 (金)

ショパンの別れの曲は極めてシンプルだった!!

最近、ピアノ曲を再び弾いています。ピアノ曲ではない、バッハの平均律、スカルラッティのソナタもよく練習しております。
といっても楽器はピアノではなく、エレクトーンですが。今ピアノがありませんから。
しかしバッハ以外の楽曲は、今のところ譜読みができれば十分です。バッハは4オクターブあればほとんど弾けます♪。


私は13年前から、右指が動きにくい障害があり、以前エレクトーンを弾いていた頃は、だましだまし弾いておりましたが、それもやがてうまく弾けなくなりました。それが1か月くらい前から、完璧ではないにしても、大分安定してスムーズに弾けるようになってきました。
弾きたくてもうまく弾けずにいた、大好きなバッハから始まって、昨日からは、ピアノの、大作曲家たちの仕事を肌で感じるべく、いろいろ、ピアノを弾いていた頃の楽譜を取り出して、ゆっくり譜読み弾きをしております。
大抵は、既に過去に弾いたことのある楽曲なのですが、以前と違う楽曲の捉え方をする自分がいました。楽曲を、構造で捉える、或いは和音の解析として、気になるハーモニーをコードネームにして言ってみたり…。

ショパンの「別れの曲」は、中学2年の頃、生まれて初めて買ったピアノ楽譜で、当時、最初の簡単な箇所だけは弾いてみたのですが、電子オルガンを弾いてきた私には見たことのない複雑な楽譜。簡単な箇所さえ当時は難しすぎました。
ましてや、中間のディミニッシュの箇所なんて長い間、本当にワケ分からなかったのです。
ようやっと10年くらい前に、これは減音程の練習曲なんだ、ということがわかりましたが、それでも難しかったのです。


ショパン:エチュード op.10-3 より

From_etude_op103

それが、今日、久しぶりに古い楽譜を開いてみてゆっくり弾いてみたら、驚きました。
極めてシンプルだったからです!!。
ショパンは決して、複雑難解な音楽など書いていなかったのです。
ただ減音程というのは、どうしても臨時記号のオンパレードになってしまわざるをえないから、それで複雑難解に思ってしまっていただけでした。
敢えてここでその内容は書きませんが、気になった方は、是非ご自分で楽譜をよく読んで、よく眺めてみて、謎解きしてみてください。
それは、私が、作曲家の視点で楽曲を捉えるようになった結果、わかったことでした。
私の場合、ピアノ曲を弾くというのは、あくまでも過去の大作曲家たちの仕事に深く触れることをメインとしておりますので、譜読み弾きですとすぐに、和声分析 (私の場合コードネームに変換する) や、プチオーケストレーションを始めてしまいます。


ノクターン op.9-2より

From_nocturneop92

また、演奏をスムーズ or 効果的に行うためのピアニスティックな指使いというものも、ショパンは卓越していたのだと思いました。
今日初めて、ショパンに尊敬の念を抱いてしまいました♪。


バッハの平均律クラヴィーア曲集、第1巻の19番などを練習しております。
特にフーガは弾いていて本当に! 気持ちよいですね。

Bwv864_fuga19

高校2年の時出会った、バッハ・クラヴィーア作品。その楽譜は、未だに美しいと思います。


楽器を弾くことは、すごく楽しいので、ある程度弾いて気持ちよくなった後、作曲のfinaleを開くと、すごくアイディアが浮かびやすいのです。


子どもの頃は、音楽の構造もコードネームも分からないまま、とにかく楽譜通りに弾いておりました。
そういう方は極めて多いかと思います。
そして先生さえも、そういったことは、ほとんど教えてくださいませんでした。ですから演奏はできていても、ただ楽譜通り弾いて、先生の指示通りの表情を付けていただけでした。
そんな当時は、譜読み、初見が苦手でした。
暗譜は、子どもの頃は程なくできましたが、それでもジャズのテンションノートは暗譜があやふやでした。
大人になってからは20代前半の時点で、ジャズ・フュージョンの楽譜はほとんど暗譜できませんでした。
それが今は、構造とコードプログレッションを捉えるので覚えやすく、再び暗譜ができるようになりました。
譜読みもそうです。和声やコードネーム、コードプログレッションを理解することは、楽曲の理解へとつながります。


ちなみに私は、和声学は19歳の頃、仕事の行き帰りの電車の中で、ヤマハ指導グレード用4声コラールの実習本を読んで勉強したことと、21歳の時、教会のピアノ伴奏のアルバイトで讃美歌を弾いたりアレンジしたことと、ポピュラー音楽のコードプログレッションで学びました。
いわゆる音大作曲科受験のための和声学の本は、一切勉強しておりません。


音楽は、作曲だけではなく、演奏も、よりよい演奏を目指すなら、まさに理系学問です。

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