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2014年3月

2014年3月31日 (月)

イタリアの青い空とイギリスの田園風景と@ブラオケ東京発

♪♪♪

番組information
NHK-FM ブラボー!オーケストラ
2014年3月30日 19:20〜20:20
東京フィル 第838回 オーチャード定期演奏会
解説:吉松隆

「歌劇“セミラーミデ”から 序曲」 ロッシーニ作曲
(12分00秒)
(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(指揮)園田隆一郎

「組曲“プルチネルラ”」 ストラヴィンスキー作曲
(22分39秒)
(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(指揮)園田隆一郎
~東京・Bunkamuraオーチャードホールで収録~
(2013年9月22日)

「たい冠式行進曲“王冠”」 ウォルトン作曲
(6分30秒)
(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(指揮)尾高忠明

「グリーンスリーヴズによる幻想曲」ヴォーン・ウィリアムズ作曲
(4分29秒)
(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(指揮)尾高忠明
~東京オペラシティ・コンサートホールで収録~
(2013年6月2日)

NHKのサイトを参照しました。

♪♪♪


以下、吉松先生の解説を編集したものです。

♪♪♪

今日は東京フィルハーモニー交響楽団 第838回オーチャード定期からの前半の演奏。イタリアもの2つ。
この演奏会、実は当初、アルベルト・ゼッダさんが指揮をする予定だったが、体調不良による降板で園田隆一郎さんが急遽指揮を行うことに。
園田さんは1976年東京都出身。これまでイタリア、日本、様々な場所で指揮者として活躍していて、特にイタリアのペーザロで開かれている、ロッシーニフェスティバル (Rossini Opera Festival Pesaro) では、このゼッダさんの薫陶を得て、ロッシーニのオペラを指揮したりしてかなり公表を博しているとのことなので、彼の指揮によるイタリアものは聴きものだと思う。
ロッシーニとストラヴィンスキー。イタリアの作曲家とロシアの作曲家だが、今日は両方ともイタリアがらみでということで、ゼッダさんの選曲か、なかなか素敵な組み合わせで、イタリアの青空のような作品を2つ、続けて聴いていただきたいと思う。

ロッシーニという作曲家。私がクラシックを聴き始めた頃は、あまりロッシーニを大作曲家という人はいなかったが、最近ではロッシーニ再評価・ルネッサンスとされて、ロッシーニの、かなりたくさんのオペラを書いているが、それは、非常に素晴らしい演奏をされるようになり、かなり評価が高まっている作曲家といったらいいか。
特にこのロッシーニという作曲家は、個人的には作曲家としては非常に羨ましい一人。もともと、ベートーヴェンを始めとする芸術家的な作曲家というのは、そもそも不遇、貧乏、初演の失敗、という3重苦をほとんど持っている、何となくちょっと暗い過去を持ったようなそういうタイプの育ち方をしている人が多いが、このロッシーニの場合はまさに、十代になる前からそれこそモーツァルト的な天才性を発揮して、20歳になるかならないかくらいの辺りからオペラの作曲家年てデビューして、いろんなヒットオペラを連作して、一時はベートーヴェンを凌ぐ、ベートーヴェンが過去の人でロッシーニは旬の作曲家みたいなところまで、人気作曲家としてのし上がった人。30代後半で引退して、後はわりと悠々自適な生活をして、レストランとか、サロンなど経営しながら76まで生きた、という、これはもう、羨ましい生涯であるが、そういう点では、ベートーヴェンのような深さとか暗みというのはないが、何か突き抜けたような、人生を楽しむという点では、非常に素晴らしい音楽が展開する、そういう作曲家だと思う。
今日お聴きいただく、歌劇「セミラーミデ」これはロッシーニが30歳頃の、ちょうどベートーヴェンに会った頃の作品ということで、彼の作品としてはわりと悲劇的な、非常に巨大な3時間半のオペラだが、ロッシーニとしては悲劇的だが、独特の「ロッシーニ・クレッシェンド」もあるし、何かワクワクドキドキする、非常に明るい素敵な作品に仕上がっていると思う。
「それでは、ロッシーニ作曲の歌劇『セミラーミデ』から、序曲をお聴きください。演奏は、管弦楽、東京フィルハーモニー交響楽団、指揮、園田隆一郎さんです。」

「ロッシーニ作曲、歌劇『セミラーミデ』から序曲 ただいまの演奏は、管弦楽、東京フィルハーモニー交響楽団、指揮、園田隆一郎さんでした。」
イタリア独特の、協和音の、特に弦、あれがスコーン! と鳴るあの響きの素敵さ、なかなか素敵な演奏だったと思う。
ロッシーニが、ある程度羨ましい作曲家の一人と申し上げたが、次にお聴きいただきます、ストラヴィンスキーというのも、これも、作曲家にとってはなかなか羨ましい生涯を送った人。30前後で既に火の鳥、ペトルーシュカ、春の祭典という3大バレエ、今でも名曲として知られている作品を作曲し、ほぼこれで一生の印税はOKという形になったのだろうが、その後も沢山の名曲を、いろんなタイプの作品を書いて、80過ぎまで長生きして、高級住宅地に暮らして、という、なかなか素敵な、羨ましい作曲家の一人であるが、
次にお聴きいただく「プルチネルラ」、これはストラヴィンスキーが30代後半くらい、ちょうど今の園田隆一郎さんくらいの同じくらいの歳か、イタリアの18世紀の作曲家、ペルゴレージの、昔の曲、これをアレンジ、今で言うとリミックスして、新しいバレエ音楽を作る、という試みで完成された作品。ちょっと小ぶりのオーケストラで、確かにちょっとバロック風というのか、不思議な古風な、しかもイタリア風のなかなか楽しい、スコーン!と協和音が鳴る響きでできている。
これもなかなか、番組のタイトル曲とかBGMでも使われているので、あー聞いたことあるなーという曲がいくつかあると思う。
全体でこの組曲は8曲からなる、23, 4分程の作品だが、ピエロ、主人公のプルチネルラというのはピエロというのか、モテモテ男、その周りにいろんな男女が取り囲んでドタバタ喜劇をやるという、そういう楽しい話だが、これを8曲に組曲にした作品。それをお聴きいただきたいと思う。
「それではストラヴィンスキー作曲、組曲『プルチネルラ』演奏は、管弦楽、東京フィルハーモニー交響楽団、指揮、園田隆一郎さんです。」

「ストラヴィンスキー作曲、組曲『プルチネルラ』ただいまの演奏は、管弦楽、東京フィルハーモニー交響楽団、指揮、園田隆一郎さんでした。
1920の作品というから、現代音楽に差し掛かった頃の時代の作品だが、いわゆる「新古典派」と言われる、古典の美しさ、それから響きの新しさを融合させたというのか、ここもなかなか新しい、斬新な試みとは思うが、音楽自体は昔のイタリアの、スコーン!と鳴る協和音の響き。これもなかなか面白い組み合わせの作品だと思う。非常にこれは人気のある作品。
イタリア風な、人生辛いこと悲しいこともあるがやはり基本的には明るく、人生を楽しむ、というのがイタリア風だとすると、さっきのロッシーニに続いてこの作品も、ストラヴィンスキーはもともとロシア人だし、演奏、初演されたのがフランスということだが、やはりイタリア風の青い空が見える、人生を楽しむ、素敵な音楽に仕上がっていたと思う。

♪♪♪

「ここまでは2013年9月22日に行われた、東京フィルハーモニー交響楽団 第838回オーチャード定期からお聴きいただきましたが、ここから、2013年6月2日に、東京オペラシティコンサートホールで行われた、第56回午後のコンサートから、尾高忠明さんの指揮で、尾高さん得意のイギリスもの、イギリスの作曲家ウォルトンとヴォーン・ウィリアムズの作品を2曲お聴きいただきたいと思います。」

最初にお聴きいただくのは、ウォルトンの「戴冠式行進曲」という曲。イギリスの国王が戴冠する時に頼まれて作曲した作品ということなので、エルガーの「威風堂々」を思わせる、なかなかこれも、堂々たる素敵な作品だが、このウォルトンという作曲家、実をいうと、映画音楽に興味のおありの方は「ヘンリー五世」「ハムレット」「リチャード三世」という、ローレンス・オリビエ (Laurence Olivier 1907-1989) のシェイクスピアもの、「空軍大戦略」という戦争ものの映画だが、そういう映画音楽も担当しているということもあって、近現代の作曲家ではあるが、かなり、かっこいい、というのか、今のゲーム音楽とか映画音楽に通じるような、格好良さを持ったオーケストラの響かせ方のポイントをよく知った作曲家と言えると思う。
この作品も、戴冠式の音楽なので、エルガーのような堂々たるイギリスのノーブル (noble) というのか、高貴な印象とともに、やはり現代的な格好良さを持った行進曲に仕上がって、これもなかなか面白い作品。
「それでは、ウォルトン作曲の『戴冠式行進曲 ”王冠”』演奏は、管弦楽、東京フィルハーモニー交響楽団、指揮、尾高忠明さんです。」

「ウォルトン作曲『戴冠式行進曲 ”王冠”』ただいまの演奏は、管弦楽、東京フィルハーモニー交響楽団、指揮は尾高忠明さんでした。」
何かこう、一般の聴衆の感動するツボを押さえているというか、本当に、カッコいいという言い方は軽薄な言い方になってしまうが、なかなか素敵な音楽だと思う。
ウォルトン、これはイギリスではかなり人気作曲家。2つの交響曲もあるし、協奏曲とか、かなりクラシックとしても名曲として知られている曲がいくつかあるので、興味のおありの方は是非お聴きいただければと思う。

「同じ演奏会からもう一曲、今度はヴォーン・ウィリアムズ作曲の、『グリーン・スリーヴズによる幻想曲』をお聴きいただきたいと思います。」
ヴォーン・ウィリアムズ。これも近代のイギリスの作曲家、私も大好きな作曲家だが、交響曲を9つ書いている大作曲家の一人だが、この作品、グリーン・スリーヴズ、おなじみのグリーン・スリーヴズの曲を中にちょっと纏わせた、なかなか素敵な作品。「これも短い作品ですがお聴きください。」
「では、ヴォーン・ウィリアムズ作曲『グリーン・スリーヴズによる幻想曲』管弦楽、東京フィルハーモニー交響楽団、指揮は尾高忠明さんです。」

「ヴォーン・ウィリアムズ作曲『グリーン・スリーヴズによる幻想曲』管弦楽、東京フィルハーモニー交響楽団、尾高忠明さんの指揮でお聴きいただきました。」
ちょっと尺八を思わせるフルートが素敵でした。

♪♪♪


以上、吉松先生の解説をテキスト起こし、編集したものでした。所要時間:約2時間。


ヽ(´▽`)/


この土日で、私も付け焼き刃的な勉強で、辛うじて、ロッシーニ「セミラーミデ」序曲のみ、 妄想原稿などと称して、「もしも、わたしがブラオケの解説者だったらどう話す!?」を、昨日書いてみたのです。


その上で、さあそれでは、吉松先生はどのようにお話されるか!? と期待して、放送を拝聴したのですが……、
結果として、私自身の、まだまだ勉強の足りなさ、経験の足りなさを痛感させられるだけでした。

吉松先生は、その数十年の作曲家キャリアと音楽経験をデータベースにお話しされている。
私のような、ネット検索付け焼き刃では (もちろんそれもされているとは思いますが、) なく、長年の蓄積がなければ絶対に話せないことをいくつも話されているのを、改めて感じさせられました。

私はそういったデータベースの蓄積がまだまだですし、思ったのは、興味ある曲はよく知っていて何度も聴いていて、興味ない曲は見向きもしなかった (聞く耳を持たないできた) のです。
将来、私もラジオ等のクラシック音楽番組に出演する人になるのが夢なので、というかそれ以前に、作曲家としての基礎知識を得るために、もっといろいろなクラシック音楽を勉強しないといけないな、と思いました。
オペラとか前期ロマン派とか室内楽とか、正直あまり興味なかったのです。が、それでもスコア聴き (スコアを見ながら曲を聴く) してみると、いろいろな情報があり、その中から、自分なりのいいとこ取りをすればいいのではないかな、と思うのです。
どれをいつ聴くか、クラシック音楽はあまりにも広い世界なので途方に暮れます。そういう意味で、ブラオケ東京発、これはもちろん私が吉松信者だから(^^;) なのですが、これだけは必ず聴いて、必ず事前に予習して、できればスコアを読んで、時間があれば妄想原稿 (^^;) を書いて、放送を聴いて先生の解説をテキストに起こして… を、しばらく続けていこうと思います。

あと、N響定期中継の解説とかはなかなか内容が深いですし、ブラオケの後のリサイタル・ノヴァは、管弦楽法のヒントが頂けますよ♪。


♪♪♪

「セミラーミデ」序曲。
これは、既に、「妄想原稿」(^^;) でいろいろ書いたのですが、吉松先生の視点がまた全然違っていて、正直、上に書いたように、あっけにとられて聞いておりました。


♪ 過去の交響曲作曲家とのシンパシーこそが ♪


特に、ある意味、あーまたいつもの吉松節だなーとか思いながら聞いていたのですが (ファンの皆さんはみんなそう思ったのかもしれませんが)、その、いつものご隠居願望だとか、印税で悠々自適生活願望だとか、豪遊願望のこと。
はっきり言ってしまえば、今までそういった吉松先生の人生観は、唯一、私が好きになれない部分でした。

が、今回、『…もともと、ベートーヴェンを始めとする芸術家的な作曲家というのは、そもそも不遇、貧乏、初演の失敗、という3重苦をほとんど持っている、何となくちょっと暗い過去を持ったようなそういうタイプの育ち方をしている人が多いが、このロッシーニの場合はまさに、…』という先生のお話、
それと、私が今回勉強したことですが、1822年にロッシーニがウィーンを訪れた際ベートーヴェンに会った時、言われた言葉が、その腹の内が、どうやらベートーヴェンの、ロッシーニ 〜オペラで富と名声を得ている〜 に、やっかみを持っていたのが本音のようだった (しかしあくまで芸術音楽に徹した!) ということを知り、
それでなんとなく、吉松先生の心を知った気がします。

つまり、尊敬する、ベートーヴェンのような交響曲作家の生き様を、自らにシンパシー (共鳴・共振) させることをよしとしておられるのでは、ないでしょうか!?。
羨ましいといいながら、それでは売れる映画音楽でもどんどん請け負いましょう、と (センセの実力でしたらそれも全然可能なはずですが…) 積極的にやっておられるわけでもないのだとしたら…。
夢は夢!。実行するから夢は現実になるのであって、羨ましい、と生涯に渡って思いながらも、決してそういう生き方を選ばない、それがベートーヴェンであり、吉松隆の作曲家としての理想の姿なのかな!? と思いました。
(今まで誤解しておりました、センセごめんなさい…。)


(*^-^)


プルチネルラ、これも、元はバレエ音楽だったのですか。そこから作曲者が組曲に編曲したのですね。
1996年に、バーンスタイン指揮のCDを購入していて、聴いておりましたが、ホントだ、「バレエ組曲」って書いてありました。
やはり、というのか、「春の祭典」「火の鳥」といった原始主義作品が目的で買ったのです。そういう人多いんじゃないかな!?。
それで同時にプルチネルラを知ることとなりました。
「えっっこれも、あのストラヴィンスキーの曲なの!? という意外性。
と同時に、でも違和感のない美しさを楽しんでおりました。
但し「実験的」といった感は否めませんでしたが…。


♪ 新古典主義。古い伝統と新しさとの融合 ♪


昨日、バレエの動画を観ましたが、本当に! ファンタジーですね。
音楽もすごくファンタジー。そしてとても清らか。
楽器編成は小さく、クラリネットを使っていないのが古典的というか、ペルゴレージの時代の音楽に倣ったのでしょうが、同時にあれれ!? 1本だけですがトロンボーンを使っている。特に7曲目のVivoでは楽しいグリッサンドを聴かせてくれます。
新古典主義。古い伝統と新しさとの融合ですね。
冒頭から9th (G9→A音) を使っていたりと、所々、和声的にも今風です。
2曲目のSerenata ではいくつかの弦楽器が「ちゃかちゃか」という微妙な音を立てているのが素敵。「リコシェ」 (ricoche 弓の先の方でいくつかの音を跳躍させて一弓で弾く。ダウンで行うことが多い) という奏法では、ありませんか!?


(゚ー゚)


ウォルトンと、ヴォーン・ウィリアムズ。
最近、ブラオケ東京発で、尾高忠明さん指揮のイギリスものを聴くことが多く、これがきっかけでイギリス音楽の素晴らしさを知ることができたのがうれしいです。
ウォルトンの「戴冠式行進曲 ‘王冠’」は、古くからの王国としてのイギリスを、ヴォーン・ウィリアムズの「グリーン・スリーヴズによる幻想曲」は、イギリスの美しい田園風景や自然を聴かせてくれました。
イギリスでは主に、その二つの顔が、クラシック音楽になっているのかな。プラス、ビートルズ… (^∇^)♪
‘王冠’ は、よく、テレビのバラエティ番組に使われていて、聞いたことがある! と思いました。
グリーン・スリーヴズによる… は、冒頭のフルートが素敵だなあ、と思って聴いていました。
先日 (12/1 ’13) 放送で聴いた、「あげひばり」も、冒頭の、弦がずーっと伸ばしっぱなしの中、ヴァイオリンソロがひばりを思わせる美しいカデンツァを聴かせてくれたのも、本当に神秘的でよかったです。ヴォーン・ウィリアムズ、要チェックです♪。

今まで、イギリスものはずっと、自分にとって、陰が本当に薄かったんですね。聴いてもどこがいいのだか、なんだかモヤモヤしていてよくわからなかったのです。
20歳前後にピアノでラヴェルやドビュッシーに出会ってフランスものにハマったのですが、イギリスものというのは、フランスものみたいな明らかな優美さではない、秘められた美しさがある。特に田園風景など風土をベースにしているところが、今になってとても惹かれております。(ピーター・ラビットの世界みたいな…。)


(*^-^)


♪ 東京発のブラオケ、続きます。何と5連チャン!! ♪


次回4/6 (日) は、バーンスタインの「キャンディード組曲」〜これは、「題名のない音楽会」のタイトル曲で知りました。それと、ベートーヴェンの交響曲第7番! これはブラオケ定番曲のひとつですが、吉松先生の解説は毎回同じではありません。どういうふうにお話しされているか、楽しみです。


○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*


今後も、ブラオケ東京発レポートは、出来る限り、放送の翌日月曜日、を目標に、レポートをUPしてまいりますので、よろしくお願いいたします。

2014年3月30日 (日)

セミラーミデ序曲@ブラオケ妄想原稿

「妄想原稿」とは、読んで字の如くです。
今日 (3/30 ’14) の夜のブラオケ (NHK-FM 「ブラボー! オーケストラ」) の予習として、書いてみました。
取り上げたのは、ロッシーニ作曲  歌劇「セミラーミデ」序曲

IMSLPスコア

Wikipedia


(*^-^)


以下は、わたしがもし、ブラオケの解説を担当するとしたら?? という妄想原稿です。

最初にお聴きいただくのは、ロッシーニ作曲 歌劇「セミラーミデ」の序曲です。
セミラーミデ (Semiramide) というオペラは皆さんご存知でしょうか!?
ロッシーニが30歳の頃の、イタリア時代最後の作品です。
ヴォルテールの悲劇「セミラミス」を基に、1822年の秋から-23年初頭に掛けて4か月くらいで作曲されました。
この頃、自身の作品の上演のためにウィーンを訪れているのですが、そこでベートーヴェンと面会しているんです。
で、ベートーヴェンに、「セビリアの理髪師」を絶賛されたのですが、「君はオペラ・ブッファを書いた方がいい」と言われます。オペラ・ブッファというのはいわゆる「喜歌劇」のことです。ベートーヴェンはロッシーニの才能を認めてはいたのですが、恐らくこれは、芸術音楽の作曲にこだわっていて、さほど世に評価されていないベートーヴェンが、オペラで富と名声を得ているロッシーニに対する、やっかみを言いたかったのかもしれません。
ともあれ、このベートーヴェンの言葉でロッシーニは奮起するんです。
そして生まれたこの「セミラーミデ」は、これは最後は実の息子が母親を誤って殺してしまうという悲劇ですから、オペラ・ブッファではなく、「オペラ・セリア」〜セリア、というのは英語のシリアスの意味です、シリアスな時代物オペラを書き上げたのですね。ベートーヴェンのアドヴァイスに反する作曲をしたものの、ドイツ音楽の影響は受けたようでして、オーケストレーションがドイツ的な重厚で色彩豊かなものになっています。

今日お聴きいただきます序曲ですが、これはオペラ本編の音楽をいくつか盛り込んでいて、オペラの内容を期待させるような構成になっています。
それでは、ロッシーニ作曲  歌劇「セミラーミデ」から序曲、管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団、指揮、園田隆一郎さんでお聴きください。


しかし、序曲の中に使われている、オペラ本編の音楽というやつ、探してみたのですが、見つかりませんでした……。
本当は自分で確認してもいないのに、使われているんですよ、なんて、言いたくないなあ。


「セミラーミデ」ストーリーは、昨日読んだのですが、とても面白かったです。
ただ、私は複雑な人間関係の物語というやつが苦手です。頭がこんがらがってしまいます。数学の問題を解くみたいな脳の使い方をするんですよね。
行方知らずになっていた息子と15年ぶりに再会する。がそれは、別の名前を名乗っている若い男を息子と知らず結婚を望むが程なく息子と知るのだった…… なんて、いかにも物語にはあるかな!? みたいな内容ですね。
息子アルサーチェが父の敵討ちでアッスールを殺そうと宝剣を振りかざすのですが、真っ暗な父ニーノ王の霊廟内で、「誤って」母親を切り殺してしまう。しかしその母親もニーノ王殺しの共犯者であったので、ある意味敵討ちともなってしまったという皮肉。
これは、オペラ全編、観てみたいですね。


♪ 初めての妄想原稿を書き終えて♪

妄想原稿(^^;) を書くために、昨日今日と、セミラーミデ序曲の1曲だけで、もの凄い勉強をしました。
吉松先生のご苦労がしのばれましたし、まだまだ、勉強しないといけないことが山ほどあるんだなーと思い知らされました。
放送で不特定多数のリスナーのために話す内容ですから、極力、間違えたことを喋らないように、綿密な下調べが必要で、情報は1か所ではなく数か所を参照・照合して、自分の言葉としてまとめる、のがよいかと思いました。


( ̄▽ ̄)

今夜のブラオケは、この他3曲。
疲れたので(^^;)、とりあえず今日はこの辺で。ご案内はムラヤマトモミでした!?。


2014年3月28日 (金)

最初からやり直し@ラヴェルボレロ (1)

ラヴェルボレロのfinale写譜
……と新たなタイトルで始めたいと思います。
*写譜は、音楽の学習が目的です。


以前と同じ、こちらのスコアを参照しております。


実に2年ぶりの再開です。
というか、最初からやり直しです。
以前はfinale2010@WinXPだったのが、
これからはfinale2014@Mac なので、
finale2014の操作 on Mac に慣れないといけないからです。


最初の4小節の入力だけで、調べることいっぱいで大変でした。
Bolero_14


早速、finale2014発売と同時に購入した、こちらの解説本が役に立っています♪。


最初のスネアドラムの3連符だけでも、いくつも調べたいことがございまして…。
2小節目の3拍目等に出てくる、16分音符の連桁の分断の方法は!?、とか、改めて、調べながらです。

五線名、つまりパート名は、finale2012から登場した「スコア・マネージャー」で、
正式名称、略称とも、簡単に入力できました。
2010の時はなかったので、「スコア・マネージャー」は、本当に、素晴らしい発明だと絶賛しております♪。


Playbackは、finale2010@WinXPの時は、PCのメモリが少なかったため、MIDIで行っておりました。
今回は、AudioUnits、つまりはGarritan音源を使用します。
MacBook Pro のメモリは現在、8GB。これでラストの壮大なTuttiが鳴らせたら合格です。


(o^-^o)


ボレロ写譜の再開のため (!?)、データホルダーを購入いたしました。

Dataholder_2

見やすい角度に微調整できるので便利ですよ♪。

予告 ♪ ラヴェルボレロ写譜レポート、再開します!

実に2年振りとなってしまいました……。
しかし、常に続きをやらなければ、という思いがあり、検索でお越しになる方も少なくなく、社会的役割の重さを感じておりました。(^-^;
続きを書かなければ、と、この春、立ち上がります。
2年前はfinale2010@PC (WinXP) でしたが、今はfinale2014@Mac です。
乞うご期待あれ。

2014年3月27日 (木)

ブラオケセレクション (2) ♪ ディーリアス@イギリスにもあった風土音楽

番組information

NHK-FM 「ブラボー! オーケストラ」
東フィル 第831回 サントリー定期シリーズ(2)ほか
放送日:2014年1月12日
解説:吉松隆

「歌劇“村のロメオとジュリエット”から間奏曲“天国への道”」
ディーリアス作曲、ビーチャム編曲
(10分20秒)
(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(指揮)尾高忠明

「小管弦楽のための二つの小品から“春を告げるかっこう”」
ディーリアス作曲
(5分48秒)
(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(指揮)尾高忠明
~東京オペラシティコンサートホールで収録~

NHKのサイトを参照しました。

この日の前半、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 のレポート。


後半のディーリアスのレポート、すぐに書きます、と書いておきながら、2か月半も経ってしまいました。
日々の多忙の中、常に大変気にしておりました。大変申し訳ございませんでした。この度、ブラオケセレクションとしてディーリアスの2曲のレポートをupいたします。


NAXOS Music Libraryより
ディーリアス: 村のロメオとジュリエット より「天国への道」
トーマス・ビーチャム指揮
録音: May and July 1948, Studio 1, Abbey Road, London

NAXOS Music Libraryより
ディーリアス: 小管弦楽のための2つの小品 第1番 春を告げるかっこうを聞いて
トーマス・ビーチャム指揮
録音: 19 December 1927, Fyvie Hall, London

「天国への道」 (The Walk to the Paradise Garden) IMSLPスコア (ピアノ譜)

小管弦楽のための2つの小品 (2 Pieces for Small Orchestra) IMSLPスコア


以下、吉松先生の解説を要約したものです。

「尾高忠明さんの指揮で、尾高さんお得意のイギリスの作品から、ディーリアスの音楽を2つほどお聴きいただきたいと思います。」

フレデリック・ディーリアス (Frederick Delius) 。ちょうどドビュッシーと同じ年に生まれている、イギリスの近代の作曲家。ちょうどエルガーからブリテンに至るイギリスの作曲家の、ちょうど真ん中辺に位置する。
イギリスはよく、パーセル以来ブリテンまであまり大作曲家がいないなどとよく言われるが、私は個人的にこの20世紀前後に生まれた、エルガーを始めとしてヴォーン・ウィリアムズとかディーリアス、バントック、バターワース、ホルスト、という、本当に素晴らしい作曲家がいっぱいこの時期にいると思う。
このディーリアスという作曲家もその一人。
個人的には1968年だったか、BBCの放送局が作った「夏の歌」という、非常に素晴らしいテレビドラマ・音楽ドラマ、ちょうどディーリアスのお弟子さんがディーリアスのところに行く、晩年のディーリアスを描いた作品だが、そこで流れるあまりにも美しい音楽で私はディーリアスの虜に一発でなった。
今日はこのディーリアスの中から、これはビーチャムがほぼ最初にディーリアスの作品をレコード化した、とっておきの、ディーリアスの中ではこれ、という2曲なので、ディーリアスを初めてお聞きになる方、そしてイギリス音楽は絶対凄いぞとおっしゃる方もお楽しみいただければと思う。
いちばん最初はディーリアス作曲、ビーチャム編曲、歌劇「村のロメオとジュリエット」から間奏曲「天国への道」または「楽園への道」。これはロミオとジュリエット、スイスの作家が書いた、スイスの村のロミオとジュリエットの話。これをイギリス語訳したディーリアスのオペラだが、この中から非常に美しい、フィナーレの、終幕の間奏曲を、英国の往年の大指揮者であるトーマス・ビーチャムが演奏会用に編曲した作品。

「まず、この、春の田園を思い浮かべるような非常に美しいこの作品をお聴きください。」

非常に美しい曲。この指揮者のトーマス・ビーチャム、バルビローリと並んだ往年のイギリスの大指揮者だが、彼が最初にこのディーリアスをレコーディングするというところから、ディーリアスの普及が始まって、私もその名盤を聴いたが、実は20年程前に、イギリスのアビィ・ロード・スタジオで、私の曲を録音するという機会があって行ったことがあるが、アビィ・ロード・スタジオはもちろんビートルズが録音したことで有名だが、ここはトーマス・ビーチャムがこのディーリアスを録音したことでも非常にクラシックマニアにとっては有名な聖地のような所。実は自分の録音をしながら、アビィ・ロードの有名な横断歩道を渡って、近くの高級住宅街をふらふらと歩いていると、ちょうど、ビーチャムと書いた表札を見つけて本当に感激したことがある。ビーチャムが、今聴いたロミオとジュリエットもそう、この中から、非常にこのディーリアスの美しいメロディをオーケストラにし、それから次にお聴きいただく、「春を告げるかっこう」という曲もそう、この2曲を最初に1927年だったか、このアビィ・ロードスタジオでロイヤル・フィルによって演奏・録音した、というのが、ディーリアスの最初の録音ということになる。


次はその「春を告げるかっこう (春初めてのかっこう)」。これは「川の夏の夜」という、非常に美しい、オーケストラの作品 (と共に、) 小さなオーケストラのための2つの小品としてまとめられた曲の一曲。ノルウェーのグリーグとも親交が彼はあったが、それのエコーも感じさせるちょっとこれもきれいな、北欧風というのか、イギリスの田園を美しく描いたというか、文字通り、カッコウの歌も聞こえる。これはヴォーン・ウィリアムズもそう、最近この番組でも放送した「あげひばり」などにも通じる、非常に田園的なのどかな、そして美しい、日本人の郷愁にも触れるような作品だと思う。

このディーリアスのサウンド、全く同い年のドビュッシーの印象派的なサウンドが基本のような気がするが、やはりそのディーリアス、話したように、北欧のグリーグと共通項が、親交がある。それからバントックという作曲家はシベリウスとも親交がある。ちょうどこの時期のイギリスの音楽は北欧の音楽家ともかなりリンクしているような気がする。確かにビーチャム、バルビローリというイギリスの大指揮者たちがみんなシベリウスとか北欧の音楽もかなり得意としているし、そういう共通項がイギリス音楽の中にもあるような気がする。

「是非、北欧音楽、シベリウスなどの好きな方、このイギリス音楽に浸ってみたら如何でしょうか。」


イギリスの風土音楽


ディーリアスを初めて知ることとなったこの放送は、私にとって重要なヒントをいただくことができました。
イギリスにも風土音楽があったということ。美しくのどかな田園風景を常に思います。

そしてそれは、北欧のシベリウスなどの風土音楽ともシンパシーしていること。ドビュッシーの印象派とも共通項がある、ということを、吉松先生の口から話していただいたことで、私の直観は間違いないな、ということがわかり、とてもうれしかったのです。


その国や土地の「風土」を音楽で表現する「風土音楽」という言葉は、おそらくネットで検索しても、私の今まで書いたブログ記事くらいしか出てこないかと思いますが…。


♪♪♪


私は中学生の頃、シンセサイザーで東北や日本の風土を音楽で表現した、初代姫神* の音楽と出会いました。これが全てのきっかけでした。初代姫神・星吉昭氏は私の子供の頃の音楽教室の先生の弟子の一人、ある意味、私の兄弟子ともいえます。
高校を卒業してからクラシックピアノを始め、そこでドビュッシーの印象派音楽に出会いハマりました。
そして2010年に吉松隆先生を知り、先生に紹介していただいたみたいな感じでシベリウスの音楽を知りました。


シベリウスの音楽、特に交響曲で、私は吉松先生が観じられたのとはまた別の視点で、シベリウスの音楽に感じ入るものがありました。
それは、シベリウスが常に、フィンランドの自然を想起させるような、あるいはフィンランドの自然の光景をリアルに印象派的に表現した音楽と、初代姫神の音楽* と、ドビュッシーの印象派音楽が私の中でつながって、更に、一時期、神道の勉強にハマったこと、もともとスピリヒュアルに関心があることなども含めて、徐々に「日本にも、八百万の神々が住まう神気の山、森、海、川 etc… が存在する。シベリウスに負けない、美しい日本の風土音楽をオーケストラで書く人になりたい」と夢見たのです。
その成果は、今後、少しずつ、YouTube等で発表していきたいと思います。


*姫神のアルバム「雪譜」の「風花」。シベリウスの管弦楽曲と、ドビュッシーの印象派音楽と、何か共通項を観じませんか!?

2014年3月26日 (水)

蜃気楼のようなコンディミの秘密を解き明かす

これは、久しぶりのエレクトーンネタ、とも言えるのですが、むしろ、電子オルガンを卒業した私が、今になって、電子オルガンのスコアが私の作曲の教科書になっている、という証という方が正確です。


「蜃気楼」という、エレクトーンの名曲があります。
作曲者の松田昌氏は、若い頃から、コンディミ (コンビネーション・オブ・ディミニッシュ) おたく (失礼…) として知られ、
氏の作品には、コンディミがよく出てきます。
以前から「コレ、どうなってるの!?」と思い、解析してみたかったので、今朝、思い切ってやってみました。
そして、こんなふうにまとめてみました。

Shinkiro_comdim_eb7_2

つまり、同じルート音で、メジャーセブンと、ディミニッシュを同時に使用する、のが、コンビネーション・オブ・ディミニッシュ、なんだと、今回、解釈しました。
Eb7 というコード表記ですが、細かく書くと、Eb7(#9)(#11) というふうに、ややこしくなってしまいます。


ちなみに、昨日聴きまくった、レブエルタス「センセマヤ」も、なんだかコンディミっぽいな、と思ったのですが、
解析してみたら、あまりそういった定義付けにこだわらない音を自由に使用している!? ように思えました。

2014年3月25日 (火)

ブラオケセレクション (1) ♪ レブエルタス「センセマヤ」

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過去の「ブラオケ東京発」(NHK-FM 「ブラボー! オーケストラ」もしくは「FMシンフォニーコンサート」の、東京からの放送) で、今までレポートを書いていない曲の中から、わたしが感動した曲、衝撃を受けた曲、初めて知った曲などのレポートを、セレクションとして時々書いてみようと思います。

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番組information

NHK-FM 「ブラボー! オーケストラ」
東京フィル 第835回 サントリー定期シリーズから(2)
放送日:2014年3月2日
解説:吉松隆

「センセマヤ」 レブエルタス作曲
(6分52秒)
(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(指揮)クリスチャン・バスケス

NHKのサイトを参照。


 IMSLPの楽譜

 NAXOS Music Libraryより


以下、吉松先生の解説を要約したものです。

メキシコの、ちょっとこれは珍しい、レブエルタスという人の作品「センセマヤ」。
レブエルタスという人。個人的に、メキシコの伊福部昭、と昔から呼んでいた。
伊福部さんよりは10幾つも若い世代。伊福部さんは今年でちょうど生誕100年になられるわけだから、それよりはもう少し若い世代。
メキシコで作曲して、多分40代くらいで非常に若くして亡くなっているが、「センセマヤ」は彼の出世作・代表作でもある非常に面白い作品。
これは、確かに伊福部さんと同じように、ストラヴィンスキーの「春の祭典」、或いは多少自分の国の非常に原始的な・土俗的な音楽というものを巻き込んで、変拍子による、近代オーケストラをシンプル (神秘?) に鳴らす、という方向で書かれた曲の一つ。1937年、戦前に書かれた作品であるが、非常に興味深い作品。
「センセマヤ」妙なタイトルだが、これはキューバの詩人、ニコラス・ギレン、もしくはギジェン、と読むのか!? 彼の詩であるセンセマヤ・蛇殺しの唄、という、ちょっと不思議な詩があるが、それに触発されて書いたとのこと。
「センセマヤ」というのは、元は西アフリカのヨルバ族〜ナイジェリア辺りのアフリカの民族の神話の中にある水の女神に、蛇を殺して捧げる、という、呪文じみた不思議な詩だが、全編に渡ってマヨンベ、ボンベ、マヨンベ、センセマヤ…、という、ちょっと不思議な呪文が延々繰り返されるという詩。それに合わせて、曲も全編、多少不思議な8分の7拍子で、呪文がずんずんずんずん…、と進んでいって、最後に、蛇を殺して、ちゃっ! と終わる、というような、ストラヴィンスキーを思わせるような、非常にアフリカ、もしくはマヤの、古代文化の儀式を思わせるような不思議なサウンドでできている。

「8分の7拍子で、不思議な呪文がずーっと延々と続いていくという、ちょっと不思議な感じの音楽でした。」
このレブエルタス、という人は、時代的にいうとちょうどチャベス、チェレプニン、プーランクといった作曲家と同い年。
一つ違いでガーシュイン、クルトワイル、コープランドという作曲家もいるから、結構南米、北米周辺に大作曲家が出た時期。
多分、近代音楽〜ストラヴィンスキーなりラヴェルなりの影響でアメリカの中から、そういう新しい音楽を作ろう、という動きが出た中で生まれた作曲家の一人。これからちょっと、大きく有名になっていただきたいと個人的に思う人の一人。
もともとはこのレブエルタスは、ヴァイオリニストとして最初にリサイタルを開いたりして活動をし始めたらしいが、徐々に作曲をやるようになり、このセンセマヤは始めはちょっと小さな編成で書かれて、後に大編成になった、ということもあり。
ただ残念ながら、40という若さで亡くなっている。ほかの曲もいろいろ聴いてみたい、そういう作曲家の一人。


蛇殺しの呪文を延々と繰り返し忘我の境へ…


冒頭、もの凄い低音で、たららららららら…… と延々の繰り返しが始まります。蛇殺しの儀式の始まり…… 
先陣を切ったのはバスクラリネットですが、途中でどうしてもブレスが入ります。
たららら… は一時的に止まるが、同時に息を吸う「ハッ!」という音が微かに響きます。
最初の方は他の楽器が邪魔していないからこれがよく聞こえます。


このブレスの「ハッ!」に、何ともいえない魂が揺さぶられるのを感じました。


なんでしょう、これは演奏によっても違うみたいです!? が、とにかく作曲者はブレスの指示を全く書いていません。
息を使用する管楽器の問題点をカバーするために、循環呼吸を使う方法も考えられます。同じ楽器を2本にして交代に演奏する、ですとか、いろいろな方法は考えられます。
ですが、それでは、「蛇殺しの呪文」ではなくなってしまいます。
敢えて、一人の奏者が延々と演奏し続ける、苦しくなったら息継ぎしてまた只管 (ひたすら)続ける。
それは本来、口で唱える呪文を見立てているから。
呪文を繰り返すうちに、人は不思議な忘我の境に誘 (いざな) われ、それが独特の精神状態をつくり上げ、儀式を盛り上げるのでしょう。


日本人に分かりやすいように説明しますと、私は、お経や念仏、お題目との共通点を感じます。
たとえば、「ナムアミダブナムアミダブ…… 」と唱え続けて、息を吐き切ったら、吸い込んで、その吸い込む瞬間に、リズムを崩さないように、口の中では唱え続けます。「ナム」で息を吸って、「アミダブナムアミダブ… 」という感じに再び声を出して唱え続けるようです。


この曲の場合、蛇殺しの「呪文」でしょう。「呪文」でしたら、当然、それを管楽器で表現するのだとしたら、その息継ぎも重要な要素だと思うのです。


あと、7/8拍子という独特のリズム。
後半では更に、7/16、7/8を交互に繰り返す変拍子も登場します。
この不可思議なリズムも、人々を不思議な境へと誘うのかもしれません。


とにかく、なんだかすっごい久しぶりに、魂が揺さぶられる音楽と出会った感じでした。
これは、写譜してみたい気がします。

2014年3月24日 (月)

指揮者がいない! 「四季」@ブラオケ東京発

大好きなヴィヴァルディ の「四季」♪  ヽ(´▽`)/


Primavera

ブラボー!オーケストラ▽東フィル 第81回 東京オペラシティ定期シリーズから
2014年3月23日 (日) 午後7:20〜午後8:20
吉松隆

「四季」 ヴィヴァルディ作曲
(42分31秒)
(バイオリン)三浦文彰
(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団

「歌劇“シンデレラ”序曲」 ロッシーニ作曲
(7分26秒)
(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(指揮)園田隆一郎
~東京オペラシティ・コンサートホールで収録~
(2013年9月19日)

NHKのサイトより


以下、ヴィヴァルディ「四季」についての、吉松先生の解説を要約したものです。

このヴィヴァルディの四季、私がクラシックを聴き始めた、まだLPの時代には殆どクラシックのヒットチャート1位をずっと独占していた、という程の人気曲だった。
特に春夏秋冬 (はるなつあきふゆ) とはっきり、いろんな季節を描いているということもあるので、一家に一枚という冗談がよく言われたほど、クラシックを聴くどんな人の家にも1枚あったというような名曲。今はもうちょっと大規模なオーケストラの作品やもうちょっとヒーリングっぽい曲というのが好まれるのかもしれないが。
特に日本人にとってはおなじみの、入学シーズンになると「春」が聞こえるとか、CM等でも、「夏」のちょっとロックっぽいところが流れたりと、かなり耳馴染みの名品。
もともとは、ヴィヴァルディというバロック時代の作曲家…バッハ、テレマン等と一緒の時期にバロックの名曲・名品群を作った大作曲家。彼の一番有名な作品の一つ。
本来は、ヴァイオリン協奏曲。急ー緩ー急の3楽章からなるヴァイオリン協奏曲が4つ並んで、それぞれに春、夏、秋、冬、というふうにタイトルが付けられている。
しかもこの時代の「ソネット」という、短い詩のようなものであるが、それで、春なら春が来た、鳥が啼き始めた、夏だと煥煥と太陽が焼き付くように照らすのでみんなゼーゼー言っている、そのような詩が付いていて、それに合わせて、3楽章の、描写音楽的なとでもいうのか、自然を描いた、なかなかこれは面白い、創意工夫に富んだとでもいうのか、そういう音楽が展開する。
ちなみにこの、春夏秋冬の四つで楽曲を構成する、という、なかなかこれは面白いアイディアであると思うが、クラシック界では、ハイドンのオラトリオ「四季」、チャイコフスキーのピアノ曲、これは四季といっても1月から12月までのピアノ小品を並べた四季という作品、タンゴのアストル・ピアソラには「ブエノスアイレスの四季」という、なかなか面白い作品もある。
ただ問題は、春夏秋冬と順番に曲を構成して来ると、最後が冬で終わってしまう、というのがちょっとネック。冬で寒い寒いといいながら終わる、というのがちょっと気になる、というのが昔からあったが、ちなみに、ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」というのは、冬の最後にちょっと「あ、春が来た!」という暖かさをふわっと見せて終わる、という、なかなか洒落たことをやっているので、興味のある方は是非お聞きになってみてほしい。
4つのヴァイオリン協奏曲の構成は、春はホ長調。夏はト短調、ちょっと暗い、厳しい夏、というイメージになっている。秋は収穫を祝うような、ふくよかな、豊穣の秋を思わせる温かいヘ長調。冬は寒いので、ガタガタ震えるというような、ヘ短調で終わる、という構成になっている。

ロマン派の自然描写というよりかは、洒落た遊び心といったらいいか。ベートーヴェンの「田園」よりは80年も昔に書かれた作品。たとえば1楽章では犬の「ワンワン」の吠え声が聞こえたり、2楽章ではカッコウや、蠅がぶんぶんいう音、3楽章では酔っぱらってる足元ふらふらの描写とか、最後の冬 (4楽章) では寒くて歯がガチガチ、というような、いろいろな楽しい描写が出てきた。これはスコアを見ながら聴くと面白いかもしれない。
個人的には、「夏」の、疾走する16Beatの感じが非常に好き。


(*^-^)


ヴィヴァルディの「四季」は、幼い頃、いわゆるライトクラシックとか、ムード音楽のオーケストラによる「いいとこ取り」アレンジの演奏で聴いていたのが出会った最初です。ですから私にとって、大変身近な存在のような心の拠り所のような大切な音楽です。
はっきり覚えているのが、幼稚園の頃ですが、父が8ミリ映画を趣味で作っていて、私が市川市内にある「里見公園」の遊具で遊ぶシーンに、「春」の、鳥たちが鳴く箇所を使っていたのです。
なるほど、幼い娘が遊具と戯れるシーンと、鳥たちが鳴き戯れるシーンが父の頭の中で重なったのでしょうか!?。


原曲で初めて聴いたのが、中学校入学直後でした。
音楽の授業で「春」だけを聴きました。
その時、先生が、「春と言えば、何を思い浮かべますか?」と聴いてきて、かなりヘンな答えを言ったりしましたw。
そして、「ソネット」を黒板に書いてくださったのをノートに書き写しました。
既に知っていた曲に、それらの美しい、風土記みたいな詩が付いていたことは、ちょっと驚きでした。
(私にとって、学校での音楽の授業は、今に必要な様々な音楽に関することを教えてくれました。)


「春」の、犬の鳴き声が、ヴィオラなんですよね。
ヴィオラ。中学校に入学して、弦楽合奏の部に入部、特に希望楽器のなかった私はヴィオラを渡され、そのためか、ヴィオラで犬の鳴き声、というのがとても印象的でした。
今回の三浦文彰Vn. による、東京フィルの演奏も、このヴィオラの犬の鳴き声が、かなり強調されていたのが印象的でした。


「四季」全曲を聴いたのは、高校2年の音楽の授業でした。 (中高一貫のため同じ学校の音楽室。)
今思うと、40分かかるんですね!? ということは50分の授業の大部分を使って聴かせてくれた、のかな!? それまで、「四季」といえばイ・ムジチ合奏団、と思って、 (教科書にも写真が載っていたように記憶します) そればかり聴いていた私が (恐らく放送部の部室にあったCDをダビングして聴いていたのかも!?)、授業で聴いたその演奏は、演奏グループは不明ですが、あまりにも表現が違っていたので驚きました。


♪ そのイ・ムジチ合奏団の演奏も私は大好きです。特にこちら。
1995年、発売直後に、NHK-FMで聴いて、Mariana Sirbuによるソロヴァイオリンがすごく気に入って買ったCD。通奏低音にリュートも使われていて味があります。未だに愛聴版です♪。

Quattrostagioni_imusici_msirubu


今回の放送を聴く前に、NAXOS Music Libraly にて、いくつかの演奏を聴いて予習したのです。
本当に、面白い演奏がたくさんあるようで、何か、ロックヴァイオリンとでもいうのかな!?  まるでエレキギターを激しく演奏するかのような演奏があるかと思えば、極めてスコアに忠実な演奏なんかもありで、実に千変万化に富んだ演奏が楽しめます。@NML


一つ気になったこと。それは、「メロディフェイク」です。
フェイクとは、にせもの、という意味ですが、エレクトーンの先生に即興演奏で教わった言葉です。あくまでもポピュラー音楽用語だと思います。クラシックでは「変奏」とでもいうのかな!?。
時々、バッハなんかでも聴くことができます。繰り返しがある時、1回目は楽譜どおりに演奏、2回目に、ちょっと音を変えて演奏するのです。
それらは楽譜には書かれていません。演奏家ごとに全く違う演奏。もちろんフェイクしなくたっていいわけです。
「四季」のスコアにも、メロディフェイクまで、書かれていません。しかし多くのヴァイオリニストがメロディフェイクをされている。
これが実に、面白いのです。
それを今回、三浦文彰氏も積極的に (時には繰り返しを待たずに!) メロディフェイクの演奏をされていました。どんなふうに弾いてくれるのか、まあジャズミュージシャンみたいにその場のフィーリングで、というのではないのかもしれませんが、やはりご自分で五線に書き記して決めて練習するのかなあ!?? それがまた、「四季」を聴く時の楽しみだったりするのです。
ヴィヴァルディやバッハの時代には、今のジャズミュージシャンみたいに、その場のフィーリングで即興演奏をする音楽家がきっとたくさんいたのかな、と想像します。


今回の「四季」演奏には、指揮がいなかった!! (シャレではありませんw)

確かに、指揮者の名前が書かれていないし、言っておられませんでした。
しかも、チェンバロまで持ち込んで演奏している、本格的な「四季」の演奏。
東京フィルで、そんな演奏が聴けるとは思っていませんでした。
では一体、どなたが指揮者のような演奏の指示を出されたのでしょうか!??
ソロヴァイオリンの三浦氏!? それともチェンバロ奏者!?? もしくは演奏メンバーが互いに意見を出し合った!???
〜〜気になります。


チェンバロですが、スコアの、'Basso continuo Violoncello e Contrabasso' の下に、コードネームみたいに、和音を指示する数字が書かれています。それプラス、ここはアルペジオで、とかテキストで演奏指示が書かれていたりする。
それらは、なんて自由なんでしょう!!。演奏者は個性を十分に発揮でき、聴く人も楽しめますよね。同じ演奏家の演奏会でも「今日はどんな演奏をしてくれるかな!?」まるでジャズミュージシャンのようですね♪。
チェンバロって、あまり音が大きくないところが、むしろ一音一音、さほど目立たないけど、アトモスフィア的な音になりやすい。ピアノよりも更に、気軽に自由に弾きやすいのだと想像します。


メロディフェイクといい、チェンバロの通奏低音といい、「指揮者」がいない演奏形態といい、古き良き、自由度の高かった音楽の時代が過去に存在したことを、改めて感じさせられました。
何か、温故知新、現代の音楽家、作曲家たちが、これらの古い音楽から、意外な発見やヒントを得られるかも、しれません。
次回、ブラオケでもう一度この曲が聴けるとしたら、吉松先生に、いちばん説明していただけたらいいな、と思うのはこの辺りのことですね。

2014年3月21日 (金)

v2.2とかいって手直ししだしました@平清盛スピンオフ

Kiyomoriscorecopy
まずは、2012年末〜2013年の始め、finale2010@PC で写譜した、平清盛テーマ曲のスコアのPlaybackを、Mac版finale2012にて、Garritan音源でやってみましょう、と、やってみた話から。
PCはメモリ4GBでした。3管フル清盛テーマ曲ではVSTが全く使い物にならなくて (音が少ししか鳴ってくれなかった)、やむなくMIDIでPlaybackしておりました。
が、それさえも、全部の音が鳴らなかったのでした。
遅ればせながら、という感じではありますが、今日、Mac版finale2012 (2014では開けないので ;_;) で開いて、Garritan音源に全部入れ替えて、Playback、試してみました。
ちょっとパーカッション関係がよくわからない箇所もございますが、雰囲気だけは感じてみましょう、と…。
見事、全部の音が鳴ってくれました!!!
すごい迫力でした。
吉松先生が聴いておられた音に、限りなく近い音が初めて!? 聴けてよかったです。(正確には「音楽全仕事」CDで聴けますよ w。)


当面、メモリは8GBで問題ないようです。8GBでいきましょう。
本当に必要になったら、16GBまで増設可能です@ MacBook Pro。


ヽ(´▽`)/


それでですね、私、「スピンオフ」という言葉にちょっと惹かれておりまして…

Kiyomori_spinoff_asobio
…それで、「平清盛スピンオフコンポジション」シリーズ、なんて銘打っております。以前、「崇徳へのレクイエム」と、「『あそびをせんとや…』及び清盛の主題による交響的遊戯」というのを書いたのですが、
後者は、もともと、間もなく生まれて来る甥っ子のために、という気持ちで、
「『あそびをせんとや…」によるフーガ」という、弦楽オーケストラ作品を書いたわけです。
そうしたら、「果たしてこれ、フーガなの!??」 という内容になってしまいました (^-^; 
しかし、「主題の追いかけっこ」ということを、まるで「かくれ○ッキー」みたいにこれでもか、というくらい繰り返す、そういう構成になりました。とても楽しかったです。
それがある時、明け方のまどろみの中、「オーケストラにしなさい」というメッセージみたいなのを聴いて(!??)、それで、タイトルを変えて、オーケストレーションしてみたのです。


が、まだまだ不慣れのオーケストレーション、一旦ひととおり書いたものの、やはりいろいろ、手直ししたいなー、と、ずっと思っておりました。


甥っ子は、先月、2歳の誕生日を元気に迎えました。体はすくすくと大きくなり、言葉も増えてきました。
甥っ子の成長とシンクロして、私も、ここで成長しなければ、という気持ちで (!??)、この度、リニューアル工事を始めました。
version 2.2 といたします。えっっ、コンピュータのソフトみたいだ、って!?? いいでしょ、21世紀なんですから!。
( ̄▽ ̄)


なんか、手直ししているうちに、以前は思い浮かばなかった音が、次々と浮かんで来るんですよ。
あーわたし、成長しているんだな、と、ちょっとうれしくなりました。


スピンオフシリーズとして、もう一つ、ドラマ最終回の「祇園精舎」〜皆さん、覚えていらっしゃいますか!?〜 あれで、なにか書いてみたい、という思いがずっとあるのですが…。


P.S.
最近、バッハ平均律クラヴィーア曲集 第1巻 19番 A-dur 練習しております。
フーガを究めたいとかいっておきながら、まだまだ勉強が足りません。
グレン・グールドが語っているように、バッハは常にフーガを書いていました。
フーガ、とタイトルに書いていない楽曲にも、たくさんフーガを書きました。
インヴェンションとシンフォニアの大部分は、フーガ、もしくはフーガもどき、ですよね。
私が作曲家として目指すのが、その、「常にフーガを書く」なのです。


P.S. 2
Mac版と、Windows版の、finaleの違いの一つが、フォントです。
やっぱりMacのフォントって、きれいですね♪。

2014年3月11日 (火)

iOS7.1 静観中

iOS7.1 リリースだそうです。日本時間3/11 '14 未明。
先ほど4:30AM頃、初めて知りました。
目が覚めて、何となく設定画面のソフトウェア・アップデートを、なんか出ていないかな、と開いてみたら、「7.1」ですか!?。
今までは7.0.6だったから、かなり大きなアップデートのようですね。
私のiOS7デビューはとても遅く、先日3/1 '14 でした。
新しいOSに、即座に飛びつくのではなく、静観を続けた後、そろそろシステムが安定してきたかな、と思ったら、と考え、しばし頑なにiOS7へのヴァージョンアップを拒否してきたのでした。
それが、先日のfinale2014インストールをきっかけに、blue & greenで統一しようと思ったのがきっかけになり、一気にOS X Mavericks、iOS7とヴァージョンアップを実行した次第です。
iOS7のクールなフラットデザインを、毎日楽しんでおります。
ただ、一度、メモアプリ使用中に突然、画面が真っ黒になって、途中から追加入力した文章が全部消えてしまったことがありました。
7.1 アップデートは、まだ躊躇です。改善よりも、新たなバグが生じる可能性をみて、しばらく静観します。
Siriの喋りが自然になったそうですね。ぎこちないのが好きだったんです…。

以上、お布団上のiPhoneからのレポートでした。(p_-)

2014年3月 8日 (土)

突然、ギターに惚れてしまい!?

先月2月中旬、現在作曲中の楽曲の中に出てくる、ハープを、突然、ギターに弾かせたくなりました。
「難しそう。ギターは全然分からない」と思い、最初は躊躇したのですが、思いは熱くなるばかり。
もちろん、オーケストラのレギュラーメンバーではないことは承知です。
まず、今まで、ハープに弾いていただくつもりで書いてきた音を、ギターでそのまま演奏できるのか!?。
とにかく、ギターのことはまるでわかりません、基本的な、フォークギターのコードの押さえ方から始まって、YouTubeでいろいろなギター曲を聴いているところです。
お陰で、今までギターのことは全く分からない、から、少しだけ知っている、程度にレベルアップしました。
運指表を、自分で作ってみるといいことがわかりました。それは、他の楽器全て、少しずつ、作ってみようと思っています。
父のフォークギターで、試してみましたが、左手の指を、本当に大きく拡げないといけないことがわかりました。
また、TAB譜の読み方がわかったので、「禁じられた遊び」を、えっちらおっちら、試しに弾いてみて、いきなり、B7のバレーコードが押さえられない & 全然音が出ないのです。
私は、楽器法を学びたいので、特に演奏できるようにするつもりはありませんが、とにかく、気軽にギターを弾いて歌っておられる皆さん、尊敬します♪。
で、ハープ用に書いていた譜面ですが、オクターブを調整すれば、そのままいけそうなことがわかってきました。
フラメンコギターとかもかっこいいですね♪。まああまり高度なギター譜面はまだまだ、書けませんが…。
ともあれ、ただ聴いていてもここちよいです。最近、ギター曲ばかり聴いております。
書いている楽曲は、「星座の踊り」という仮題がつけられております。より情熱的な踊りを表現できるかな。


余談ですが、私は、中学生の頃からシンセサイザー奏者を強く夢見てきましたが、オーケストラ音楽に触れ、
オーケストラだってシンセサイザー、それもフィジカル&ヒューマンシンセサイザーであることに気づきました。
電子シンセサイザーにはない、フィジカル (物理的) & ヒューマン (人間的) ファクター (要素) が存在するシンセサイザーです。こんな面白いものはない、と今思います。


そして、「プレイアデス舞曲集」シンセサイザー演奏、ですが、
実は、シンセサイザーでのプロジェクト継続を、迷ってしまっておりました。
そのため、前に進めずにおりました。
「このままプロジェクトを進めていっても、先が見えている。」といった感覚。
既にシンセサイザーは、なんだか時代遅れなように、私には思えてしまっているのです。

今になって、「シンセサイザーでも、フィジカル&ヒューマンシンセサイザーで演奏させるってのはどうか!?」と思いつきました。
つまり、オーケストラで使用する楽器や、その他生楽器を自由に使用する、ということで、方向転換で考えております。あーそれだったらできるかもしれない、と。


P.S.
かの「交響曲第1番HIROSHIMA」の評価について、吉松先生のコメントが、「…膨大な労力をかけて生み出したところに作曲者の熱意を感じる」 ですとか、本当に、センセらしいというか、『交響曲作曲・現場経験者』の実感ある言葉が印象的ですね。

2014年3月 6日 (木)

3原色のApple製品ケースが揃いました

Mac_ipad_iphone
インストールまつり (^-^; が落ち着いたとことで、Brandnew iPhone 5ケースデビュー。
Apple純正ですよ。
My Apple製品の、ケースの色のバランスを考えました。
Macが王林、iPadが紅玉、iPhoneはトキやしなのゴールドかな。
今までのケースは、りんごマークを啄ばむタトゥが入っていたのだけど、程なくタトゥは剥がれてしまい、ボリュームの穴にガラケーストラップをつけていたら、強度がそんなになかったようで壊れてしまい、そこからどんどん亀裂が進んでいったのでした。時々落下もありで、角の一つが割れていき、これ以上落とすとマジでヤバい、と思って、気をつけて扱っておりましたが、今回 iOS7を入れたこともあり、心機一転。
product redに心惹かれたのだけど、それだと、iPadと区別がつきにくくなってしまいます。
結局、私の所有するApple製品のケースの色同士のバランスを考えたのです。緑、赤、黄 信号のような3原色が揃いました。


iPhone 5s Case - イエロー
* iPhone 5でも使えます。

AppleStoreのサイトで、iPhoneケースのページには出てきません。
product redで検索すると、色違いも出てきます。
革製。未だ新しいから匂いがいいです。
(かつて、中学校入学直前の、革靴、革鞄の匂いを思い出しました。ちょうどこの季節。)
ボタンカバーや、マイク、スピーカー、イヤホンジャック、Lightningコネクタの穴の作りが細かい!。
やはりApple純正品は素晴らしいです。


Iphonecase_yellow1


Iphonecase_yellow2


Iphonecase_yellow3


Iphone5_yellowcase


P.S.
本日 (3/6 '14)、ブログフーガの森、テンプレートを変更いたしました。
finale2014, OS X Mavericks, iOS7 と続いて、ブログイメージカラーもblue & greenです♪。

2014年3月 3日 (月)

記念撮影@OSX Mavericks, iOS7, finale2014

この blue & green ステキです♪。

Mavericks_ios7_finale2014


2014年3月 2日 (日)

finale2012も必要みたいです。(2)

インストールし直しました@finale2014他

License201420140302_170330
今までのインストール作業の結果、ひとまずfinale2012と2014、それぞれ使用可になりました。

ですが、LaunchPad 画面上に、finale2012アイコンが作られなかったことが気になり、
今日も仕事はほとんどないこともあり、思い切って一から全部入れ直してみよう、ということになりました。

本来、finale2012があって、2014をインストールしますよね!?。
ところが、〜これは今までのまとめになりますが〜、最初にそれをやったら、AudioUnitsで全く音が出なかったのです。
サポートに問い合わせてみても、問題は解決しなかったのです。
そこで、まずはfinale2012、finale2014、Garritan関連アプリ、それらの関連ファイルを、一旦完全に削除。
再び2014をインストール。やはり音は出ないこと確認。
その上で、ふとした思いつきで、OS X Mavericks (今までは OS X Mountain Lion でした) をインストールしてみたら、音が出るようになったのでした。
その後、GPO4インストール、finale2012インストール。
これで、ひとまずのインストールが完了、ひととおりの正常な動作も確認したので一件落着。


……のはずでしたが、「LaunchPad 画面上に、finale2012アイコンが作られなかったこと」が気になりました。
一晩明けた本日、再びファイル&アプリ全削除した上で、以下の順番でインストールを行い、ようやっと本当に一件落着となりました。

1 finale2012 インストール

2 finale2012 up data ダウンロード&インストール

3 finale2014 インストール

4 Garritan Personal Orchestra (GPO) 4 音源のみインストール
 〜ここでfinale2012 & 2014 開いてPlayback テストするも再生されずエラー発生。

5 GPO4 Aria Player インストール
 〜finale2012はこれでPlayback出来ました。
但し、こんなダイアログがここでかな!? 出てきました。
Ariaengine_20140302_162403

 2014は、やはり再生されずエラー発生。

6 finale2014 Aria Player インストール
 〜これで、finale2012 & 2014 で Garritan音源のPlaybackが正常にできるようになりました。

〜以上が、インストールの順番としては、自然な例かと思います。


さて、当初問題だった、「LaunchPad 画面上に、finale2012アイコンが作られなかったこと」ですが、
残念ながら、インストールをやり直しても同じ結果となりました。
2012→2014 の順のインストールでも、その逆でも、とにかく2012のアイコンは2014がインストールされているとLaunchPad では表示されないようです (!??)。


それと、私のfinale musファイルは、finale2010 (Win版) で作成したものが多いのです。
これらは、finale2014で開くときは要注意です。
「平清盛OP」ファイルは既に書いたように、開こうとしただけでfinaleがエラー終了してしまいました。
その他のファイルは、開けたのですが、Playbackしようとしたらエラー終了してしまうものが多かったです。
finale2012で作ってきたものは、今のところ特に問題なさそうです。


それではfinale2012ではどうだったかといいますと、finale2010 (Win版) で作成したファイルは、確認したものは全て開くことができました。
Playbackでは↓のような注意ダイアログが出てきますが、なんとか再生できました。

Humanplayback_20140302_171924

が、このようなダイアログが出てくるファイルは、finale2014ではPlaybackしようとすると、エラー終了してしまいます。
但し、これらの問題を修正したとしたら、2014でもPlaybackできるかもしれません。


結論としましては、
MI7の通達の通りですね、ヴァージョンアップでfinale2014を購入した人は、当面、finale2012以前のfinaleは絶対に持っていた方がよさそうです。
finale2012→2014のヴァージョンアップは、今までにない大きな変更となった故でしょうね!?。


(* ̄ー ̄*)


うーーーん、
本当はですね、こんなふうに、既に入っているアプリやファイルを、一旦でも全削除する、というのは、なんだか心苦しく感じてしまうのです。
特にアプリ削除の方法が、Windowsですと「アンインストール」というコマンド選択をするので、問題なかったのですが、
これはカルチャーショックともいえるのですが、Macではゴミ箱に入れて「ゴミ箱を空にする」で削除、というのは、なんだか、未だに違和感が消えません。


と、この後、吉松センセのブラオケ聴きます♪。

finale2012も必要みたいです。

今日は、finale2012を再びインストールしました。
finale2014をインストールして、AudioUnits (Garritan.. 音源等)でのPlaybackも無事できるようになったので、2012をインストールする理由はないかなあ!? と最初は思ったのです。

ところが、以前写譜した『平清盛』テーマ音楽のデータが2014で開けないのです。
エラー発生&finale2014が終了してしまいました。何度やっても、です。
(Win版finale2010で作成後、Mac版finale2012で開いておりました。)

そこで、finale2012をインストールしてみたら、こちらではちゃんと開けて、プレイバックができました。

ただ、2012のインストールで、AriaPlayerまでもが古いヴァージョンになってしまいました。
それで、finale2014のCDから、AriaPlayerのみを再びインストール。
これで、2012、2014共、Audio UnitsでのPlaybackが正常にできるようになりました。
本当に、ややこしいですね…

ところで、LaunchPad 画面に、finale2012アイコンが作られませんでした。
まあいろんな細かいバグがあるようですね。差し支えありませんけど…。


ちなみに、今日知ったことですが、オーケストラのフォルテトゥッティとかで、音が割れたばあい、
ウインドウ→ミキサー で、右端のマスターボリュームをちょっと下げてあげただけで、音が割れなくなりました。

2014年3月 1日 (土)

とうとう、iOS7インストール

すでに7.0.6に数日前になってしまったところで、ここ数日のインストールまつり(^_^;) の勢いで、iPhone, iPad の順で、iOS7インストール決行。
いやぁ〜、きれい!!。
ちなみに両端末共、Macに接続する方法で行いました。

それにしても、インストールまつり(^◇^;) 流石に疲れました。
あと、念のため一旦削除した、Logic Pro X の再ダウンロード&インストールは明日にします。
これとて、AppStore画面上に非表示になっていて青ざめたり、再び表示させる方法を調べたりで大変だったのです。
昨年の5月末のMac購入直後もそうでしたが、疲れました&軽く頭痛が…
休みましょう。 (* ̄ー ̄*)

こうやってApple関連の書き込みをする自分なんて、ちょうど一年前までは考えられなかったです。
望めば、叶う。でも努力と行動が必須ですね。

GPO4をfinale2014で使うにはAriaPlayerを…

何でも最初は大変ですね。
本日は、仕事もほとんどないということで、いろいろ、やるべきことを進めております。


Garritan Personal Orchestra (GPO) 4 インストール。

Ariaplayer20140301_115053
既にfinale2014にカップリングされているAria Playerが入ったから、と思って、
GPOのインストール時に、Aria Playerのチェックを外したのです。
そうしたらその後、finaleでのPlaybackで、エラー発生。finaleが終了してしまいました。
それで、再びGPOのCDを入れて、Aria Playerだけにチェックを入れてインストール。
こうすると、Aria Playerは古いヴァージョンになってしまいます。
このままですと、やはりfinaleでのPlaybackをしようとすると、エラーでfinaleが終了してしまいました。
そこで、finale2014のCDを再び入れて、その中から、Aria Playerだけを選んでインストール。
これで、ようやっと、PlaybackでGPOの音が出るようになりました。


まとめますと、finale2014でGPO4音源を使用したい場合、Aria Playerを、GPO4カップリングのをインストールした後、finale2014カップリングのをインストールすることで使用可能になるようです。
あ〜〜〜、ややこしいですね。


ちなみに、OS X Mavericks をインストール後、Audio Units 選択時、Garritan.. 音源の他にも、他社音源 (KORG Monopoly) も音が出て選択できるようになりました。といっても今のところ使用する予定はありませんが…。

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