写譜を終えた感想@清盛OP写譜
KIYOMORHYTHM2012 最終段 「平清盛」テーマ音楽スコア finale 写譜
平清盛OP耳コピを完成させた後、本物の同曲スコアを finale にまるごと写譜することで、自らの未熟さを悟り (笑)、さまざまな音楽的テクニックを盗み取りましょう、というプロジェクトです。
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写譜を終えた直後に書いた感想です。
なんか冷静ではなく、すごく感情が入ってしまっていますが、読んでいて面白いので (*^-^) そのままUPします。
写譜を終えた感想 村山智美
「私自身の精神的満足」なんでしょうかこれって……。
前にも書いた「獅子に吠えたてる子猫」の気持ちだったともいえるし、今私にできるせめてもの自己主張だったのかもしれません。
まさか、オーケストラスコアが販売されるとは思わなかったから、それが手に入ったこと自体がそもそも自分にとって奇跡でした。知った直後に衝動的に購入してしまいました。なんかもう、見てはいけない崇高な世界を目の当たりにしてしまった気がして、手に入れたとほぼ同時に居ても立ってもいられなくて「まるごと finale に写譜する!」と決めていたのです。pdf ではなくて mus データを入手すること。mus データなら自由にいろいろできるし。これを所有する人間は pdf の所有者よりも遥に少ないわけで……。
スコアを一音一句全て写譜して初めて気づくことがありました。今回私がもしそれをしなかったら一生気づくことのなかった様々な音楽的なメッセージを受け取りました。ひとことで言えば、平清盛テーマ音楽は、吉松音楽の世界を2分30秒に凝縮させた小宇宙だと思いました。写譜しながらもう本当に様々な箇所で驚いたりため息ものでした。複雑難解なパーツは恐らく一つもなく、これだけは言いたい、ある意味至ってシンプルでした。シンプルな音形を様々に組み合わせて極めて複雑な音織物を作りだしている。複雑にするのではなくてシンプルな素材で如何に情報量の多い世界を織りなすか、それこそが現代のオーケストラの魔術師の名仕事といえるのだと思いました。
おそまつでした。 (o^-^o)
P.S.
「八重の桜」メインテーマのオーケストラスコア&パート譜、ぷりんと楽譜 で発売になったようですね♪
欲しいです。しかし今は写譜している暇はない……。
それと、写譜するのなら、まずは間違いだらけでもよいから耳コピを行ってから、がよいです。
しかし、坂本龍一さんでしょ、どこまで本人が書いてらっしゃるのか……。
私は、平清盛テーマ曲を写譜したのは、100%吉松先生が書いておられることを知っていたからでした。
私も、将来、大河の音楽担当者となった暁には、テーマ曲と劇伴両方を担当させていただき、全ての音とオーケストレーションと楽譜の作成をたった一人で行うことを強く誓っております。そのことで、後進の皆さまにムラヤマトモミの大きなエナジーを感じていただきたいな、と。私も吉松先生に対してそれを求めたので。
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