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2012年9月 3日 (月)

バルトークの管弦楽のための協奏曲@ブラオケ

ブラボー! オーケストラ @東京発

-東京都交響楽団 第736回定期演奏会から-(2)

「管弦楽のための協奏曲」 バルトーク作曲
(37分00秒)
(管弦楽)東京都交響楽団
(指揮)大野和士
~東京・サントリーホールで収録~
<2012/6/18>


センセ、カゼひいておられました (^□^;)


楽しみにしていました♪。
2/26 '12 に、N響アワーで「名曲の影にこの男あり~指揮者クーセヴィツキーの功績」というタイトルで紹介された、バルトークの「管弦楽のための協奏曲」
この時初めて聴いて見て、すごく面白い曲、これは「聴いて見て学べる管弦楽法入門」だよね、とすぐに思ったのです。
それで近いうちにスコアを入手してじっくり聴いてみたい、とその時思ったのですが、忙しさにかまけて、ほぼすっかり忘れておりました。
今回、ブラオケ@東京発 で取り上げることを知り、即刻スコアGet。
放送の前に、くだんのN響アワーの録画を再生しながらスコアをざっと眺め聴き (←面白い言葉でしょ!?)。
スコアを見る前は、いわゆる現代音楽っぽい奇妙なメロディの連続に、けっこう違和感を感じていたのですが、スコアを見れば見るほど、読めば読むほど、この曲が好きになってくるではありませんか。
そしてブラオケでのOnAirでも、もちろんスコアを眺め聴きしましたが、一回目よりも更に目に入ってくる音符が増えてきたのです。そうなるとますます面白く好きになってくる………。


ボストン交響楽団の指揮者だったクーセヴィツキーが、この才能のある (でもって貧乏で病気だった) 作曲家を励まそう、と、当時としては破格の委嘱料でバルトークに作曲を依頼する。
希望を与えられたバルトークがこの大曲を僅か55日間で書きあげたのだとか!。


バルトークは過度に、「厳格、頑固、真面目」(吉松) 、「清廉潔白」(西村) 故に、病気になってしまったのだろうな、と私は思いました。


♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:


この曲と各楽章のイメージ。
これは、吉松センセ (Y) のお話と、N響アワーでお話していた西村朗さん (N) のお話とを並べてみますね。


全体
(Y) オーケストラの技術を最大に活かしたオーケストラのための協奏曲。
(N) 普通、ソリストとオーケストラで協奏曲だが、管弦楽自体がソリストも務める。いろんなセクションが順番にうまく組み立てられていて、オーケストラが主役となりながら、自ら協奏曲の奏者にもなる、というような (構成)。

第1楽章 「序章 Introduzione」
(Y) シンフォニーの1楽章に当たるような形。
(N) オーケストラが自らを自己紹介するような~低弦から始まって行って、素晴らしいアレグロに入っていく……。

第2楽章 「対 (つい) の遊び」
(Y) 木管が2本ずつペアになって踊るような感じの可愛らしい音楽。
(N) いろんな楽器が組み合わされて、面白いコミカルな楽章になっている。

第3楽章 「悲歌 (エレジー)」
(Y) ちょっと深刻な重い感じ。バルトークっぽいのかも。
(N) ミステリアスな楽章。

第4楽章 「中断された間奏曲」
(Y) ちょっとコミカルな短い楽章。
(N) これは謎めいた……この謎は皆さんに解いていただきたい。非常に深い謎がある。

第5楽章 「終曲 Finale」
(Y) かなり圧倒的にオーケストラが鳴る。
(N) お祭りのような明るいフィナーレ。戦争中だったが、人心高揚にもつながったのかもしれない。


♪♪♪

特殊奏法のオンパレードでもあります♪
冒頭にいきなり出てくる 'sul pont.' って、何!?~これってあの名曲「朱鷺によせる哀歌」に沢山!? 出てきていない!? いったい何なの、これ~!? と思っていました。

sul ponticello スル・ポンティチェロ
日本では俗に「スルポン」というらしい(笑)。駒の上で。弦楽器で極端に駒寄りを擦って弾く。

ついでに、
sul tasto スル・タスト
指板の上で。

~~この辺は私は弦楽器経験者なので、よーくわかります。父が弾いているウッドベース (コントラバス) でもやってみましたし。
前者は黒板を爪で引っ掻いたようなイヤ~な高い音が特徴だし、後者ははっきりしないくぐもった音が出ます。

いずれも現代音楽で出てきた奏法ですね。


♪♪♪

「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽から 第3楽章」
バルトーク作曲
(7分12秒)
(管弦楽)東京都交響楽団
(指揮)モーシェ・アツモン
<日本コロムビア 38C37-7122>

余った時間でCDを聴かせていただきました。
「シャイニング」という、アメリカのホラー映画 (1980) で使われたそうです。
曲は1936年作曲で、どうなんでしょう、ディズニー映画みたいに、「不可思議で奇妙な音楽に合わせて、絵を付けていった」感じでしょうか!?
一度観てみたいとは思いますが、ホラーは苦手……。


P.S.
昨日、「闊歩」(平清盛サントラ) 耳コピ、いよいよオーケストラスコアに音符をコピペしだしました。
が、各パートの分離がけっこう大変で、慣れない作業で頭が痛くなってしまった……。慣れれば平気だと思います。
ともあれ、いよいよオーケストラの音で鳴り出しました♪。o(*^▽^*)v

昨夜の清盛は、20:20から観ましたが、臨死体験の中で、産みの母・舞子が矢に討たれて倒れている、あの場面で大人の清盛が「母上!母上!」と寄り添って叫ぶ。
あのシーンのカンパノロジーは最高でした!!。
作曲家がノッてきたところでドラマも終わる、というのが大河の音楽の特徴です。
(o^-^o;)

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