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2012年5月29日 (火)

40歳を機に電子オルガン卒業へ

知人に長い間お借りしてしまっている、過去のビクトロンコンクール音源の整理も、総仕上げ段階です。
ヤフーボックスにUPして、ご希望の方には音源をクローズドでご提供させていただけるかと思います。
1984年~89年、神静地区を中心とした音源です。


私自身の総まとめというか……… 改めて、往年の電子オルガンワールドに触れ、私はここで育ってきたことを確認しました。
何度も書いていますが、6歳の時、「音量調整ができる、ヘッドフォンが使える」というだけの理由で、やむなく電子オルガンとご縁をいただいたこと。しかもそれがエレクトーンではなくてビクトロンであったことなど、私にとっては全てが必然、全てが重要なご縁、全てが私に大きな財産を与えてくれました。
もしクラシックピアノなど習い始めていたとしたら、今の私はありませんでした。


エレクトーン、ドリマトーン、ビクトロン、ミュージックアトリエ、テクニトーンetc...

電子オルガンとは、実に不可思議な世界です。
音楽の世界の中では、極めて特異な位置にあるといえます。
メーカー依存によるクローズド・システムによって、その内部でファミリーとビジネスが成り立っていること。


そして、多くの「音楽を窮めたい」人たちは、早かれ遅かれ、この楽器の限界を悟り、ここを巣立っていくのです。
わたくしも、基本的に、これで電子オルガンは卒業、という意識です。


今後の後半生は………もう自分自身で弾かなくてもいい、一人の手足と能力には限界があるのだから。
分業でいいんです、とにかく完成度の高い普遍的な音楽をつくりたいのです。
一人の両手両足一台の楽器、限りある鍵盤数、最新機種か否かの問題etc... という呪縛の檻から解放された今、
ヴァイオリンを鳴らしたいのなら本物のヴァイオリニストに、トランペットを響かせたいのなら本物のトランペット奏者に、本物の楽器を演奏していただく、という想定で作曲していけばよいのです。


生の楽器・生のオーケストラには様々な意味で限りがある。
しかしその限りのある範囲内だからこそ、思い悩まずに、「あるもの」で最大限の表現をすればいい。
それぞれの個性を尊重して適材適所で活躍してもらえばいい。
そう思うと、数限りなく音色が揃っている電子楽器の呪縛から解放された喜びというものを噛みしめる。
もともと電子オルガンはオルガンだった。その時まではよかった。
ある時パンドラの箱を開けてしまってから、他の世界とは馴染めない特異の世界と化してしまったのだと思う。
いいじゃないか、オルガントーンのモノクロームサウンドで表現したって!。
ピアノという音色がたった1つしか用意されていない楽器だっていいじゃないか!!。
色彩豊かな音楽を奏でたければオーケストラに演奏してもらえばいい。~~少なくともそれを想定して作曲するだけでも私は大満足。


40歳から、素晴らしい世界が拡がっている気がします。
40歳の誕生日まで、あと34日。


P.S.
但し、時々趣味で練習するかとは思います。

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音楽的つぶやき」カテゴリの記事

コメント

もう、数年も前の書き込みへのコメントですいません。昔よく聞いていた音楽を、最近になって再びYou Tube で聞くことが多いんですが、そこから派生して、ふと思ったんです、もしかしたらビクトロンの当時の演奏をどなたかがアップしてるんでは、と。
で、検索をしたら、このブログにたどり着きました。
ビクトロンの名前を見つけて、しかも、音楽データもお持ちとのこと、思わず懐かしさと嬉しさがこみ上げました。。私自身も、ビクトロンを習っていて、当時 86年から90年までコンクールにも参加していました。関西地区だったんですが、当時は熱狂的に他の方の演奏も幅広く聞いていたのを懐かしく思います。音源もいくつかアップされていて、生で聞いたものもあり、鮮明に今でも記憶しています。神静地区中心ということですが、もし、まだ音源を保存されていて、URLを教えて頂けるなら、とても光栄です。

僕も全く同感です。
僕はテクニトーンに変わったと同時に足を洗いました。
JAZZのLIVEの世界に・・・・オルガンとピアノをやっています。
でも、今二流の私レベルでは理想の環境ができず、またアトリエの世界にも踏み込もうとしています(笑)

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